葛西臨海公園で子供と丸一日たっぷり遊んできたので感想をまとめる

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地方出身の私としては、東京に出てきて驚いたのは、公園の充実度です。いたるところに綺麗に整備された公園がたくさんあり、いつも人でにぎわっています。子供が生まれると、これまで以上に公園に行く機会が増えるのですが、今回は葛西臨海公園に子供と行って丸一日じっくり遊んできたので、公園でのおススメの過ごし方等を解説していきます。

葛西臨海公園とは

葛西臨海公園は江戸川区にある都立公園で、沖合には葛西海浜公園もあります。

葛西臨海公園内には、水族園や植物園、観覧車、ホテル、バーベキュー施設や、レストラン等もあり、普通の公園とは違った規模と充実度です。

公園の面積は非常に広く、新宿御苑の58万平方メートルや上野公園の53万平方メートルよりも広い81万平方メートルもの広さがあります。

園内はいくつかのゾーンに分かれており、水族園ゾーン、鳥類ゾーン、芝生広場ゾーン、汐風の広場ゾーンがあり、併設する葛西海浜公園からはディズニーランドや富士山までもを見渡すことができます。

葛西臨海公園への行き方

葛西臨海公園へのアクセスは、自動車、電車、バス、水上バス等があります。

自動車でのアクセスの場合

葛西臨海公園には24時間営業の駐車場が併設されており、第一駐車場から第三駐車場まであり、合計駐車台数は2700台になります。

利用料金はどの駐車場も共通で最初の1時間が200円となり、以降は30分ごとに100円となります。

駐車場の最大料金は設定されていないので、駐車していればしていた分だけの料金がどんどんかかります。

例えば普通車で6時間利用した場合は1200円の駐車料になります。

  • 普通車:1時間200円。以後30分毎に100円。
  • 大型車(車高2.5メートル以上の車両):2時間まで1,500円。以後30分毎に500円

電車でのアクセス

  • JR:京葉線「葛西臨海公園駅」下車、徒歩5分

公共交通機関を利用して行く場合は、葛西臨海公園駅からのアクセスが一番近いです。

ただし京葉線はディズニーランドに行く人で混雑する場合があり、また東京駅での中央線から京葉線乗り換えは非常に遠くて、歩いて10分程かかります。
構内は駅ナカショップも非常に多くて常に混雑しているので、ベビーカーを押しての京葉線乗り換えはそれなりに難易度が高いです。

地下鉄でのアクセス

  • 東京メトロ東西線「葛西駅」もしくは「西葛西駅」下車して、都バス「葛西臨海公園行き」に乗車。
    -葛西駅:葛西臨海公園行き(西葛21)
    -西葛西駅:葛西臨海公園行き(葛西20乙)

混雑で有名な東西線ですが、土日祝日等の休日はさすがにそこまで混雑していません。

私も土曜に葛西臨海公園で東西線で行きましたが、普通に座ることができました。

駅を下車してからの都バスも週末ならそこまで混雑していないので、ベビーカーであっても、畳まずに普通に乗れました。

本数は1時間に数本あるので、以外と便利です。

水上バスでのアクセス

さすがに水上バスで葛西臨海公園にアクセスすることは無いかもしれませんが、ちょっとした旅行気分を味わうなら、水上バスもありですね。

  • 水上バス:東京水辺ライン
    -両国:葛西臨海公園
    -お台場海浜公園:葛西臨海公園

帰りは葛西臨海公園内にある水上バス乗り場からお台場に行ったり、墨田川を登って両国浅草方面に行くのもありかもしれませんね。

葛西臨海水族園には無料公開日がある

実は年に数回、葛西臨海水族園に無料で入場できる日があることをご存知ですか?

  • 5月4日:みどりの日
  • 10月1日:都民の日
  • 10月10日:開園記念日
  • 9月15日~21日:老人週間(60歳以上の方と付添1名の方の入園料が無料)
  • 5月5日:こどもの日(中学生以下の入園料が無料)

これらは葛西臨海水族園に限らず、東京都が運営している公立公園が対象になるのですが、施設内容が充実していて利用料金も700円と一番高い葛西臨海水族園の無料公開日は非常に人気があります。

特にゴールデンウィーク中は非常に混雑するので、逆に無料公開日に行くとゆっくりできないかもしれません。

葛西臨海公園内での食事は?

葛西臨海公園内にはいくつかの食事ができるスポットがあります。

公園に入る前に

葛西臨海公園前駅には、マクドナルドや日高屋等もあるので、公園に入る前に食事を済ませるか、マクドナルド等で、公園内で食べる食べ物を購入してから入園するのもよいかもしれません。

公園内の売店で購入して食べる

公園内には売店が二つあります。

1号売店と2号売店があるのですが、メニューは若干の違いがあれど、だいたい500円以内で購入できるやきそばやおでん、たこやき、カレー、フランクフルト、から揚げ等の軽食になります。

公園内にはベンチや芝生エリアも多いので、晴れの日は売店で軽食を買って食べるのもよいかもしれません。

移動販売のかき氷

夏の暑い季節には、公園内に車での移動販売でかき氷やジェラート等も販売されています。

園内にあるレストランで食べる

葛西臨海公園内には、いくつかの食事ができる施設があります。

レストランブルーマリン

葛西臨海公園に入ってまっすぐ進むとすぐに左手にみえてきます。

目につきやすい場所なので、いつも混雑しており、昼時には行列ができますが、メニューが、ラーメン、うどん、カレー、どんぶり、等のようにすぐに食べられる物なので、以外とお店の回転も速く、行列ができていたとしても30分くらいで着席できます。

値段は600円から1200円程度まで。ビールも飲めます。

ホテルシーサイド

公園内にあるホテルシーサイド内レストランでも食事をすることができます。

宿泊客でなくても利用でき、ホテルのわりには価格もリーズナブルでしっかりしたおいしい食事がたのしめます。

メニューは1000円から2000円程度です。

シーウィンドウ

葛西臨海水族園の中にも食事をすることができる施設があります。

セルフ式のレストランなので、カウンターで注文して自席に食事を持っていって食べます。名物のマグロカツカレーが有名です。

座席はホール内に280席、施設内周辺屋外に150席もあるので、よっぽど混雑していない限り、比較的余裕を持って食事ができると思います。

ちなみにシーウィンドウではクレジットカードでの支払いも可能です。

葛西臨海公園での遊び方

葛西臨海公園には様々な施設があるので、事前に計画を立ててから行った方がよいと思います。

水族園

マグロで有名な水族園は、様々な種類の生き物がいます。

ペンギンやマンボウ等は特に人気です。

昼過ぎから午後にかけてが非常に混雑するので、午前中に出かけて葛西臨海公園に着いたら、一番最初に水族園に入るのがおすすめです。

バーベキュー

バーベキューは4名から利用可能で、料金はコースにより3000円/3500円/4000円の3種類になります。

また小学生以下限定のキッズコースは一人1000円です。

パークトレイン

公園内を1週する電車です。

約30分間隔で運行しているので、停留所等で目にとまればそのまま乗車するのがおすすめです。

16分で園内を一周します。乗車中は車内放送で公園の様々な事を説明してくれます。

料金は大人300円。2歳までが150円となっています。

停留所で泊まっているパークトレインに座席が空いていたらそのまま乗車すれば、あとから運賃の徴収をスタッフさんがしてくださります。

おススメの乗車場所は、公園に入って真正面に進んでホテルシーサイドが右手にあるあたりにある乗車場です。多くの人がここから乗車しています。

ベビーカーは折りたたんで電車に乗せることもできますが、ホテルシーサイド横の乗車場では、ベビーカーを預かってもらえますが、貴重品はベビーカーに置いていかないようにしましょう。

また、このホテルシーサード横乗車場のベビーカー置き場は、大きな木の下なのですが、木の上にとまっている鳥の糞が落ちてくることもあるので、気を付けた方がよさそうです。

葛西臨海公園は非常に広く、一周を歩いて回ろうとすると小さなお子さんにはなかなか大変なので、このパークトレインはぜひともおススメです。

各種ゾーン

  • 芝生広場ゾーン
  • 水族園ゾーン
  • 汐風の広場ゾーン
  • 鳥類園ゾーン
  • 人口渚
  • わくわく広場

葛西臨海公園はいくつかの主要ゾーンに分かれています。

このゾーンを一日で全て回ろうと思えば回れますが、ゆっくりできないので、事前に目的を決めて、どのゾーンで何をするかを決めてから訪れた方がよさそうです。

展望レストハウス クリスタルビュー

葛西臨海公園に入ってまっすぐ進むと、突き当りの海の手前にガラス張りの建物が見えてきます。

この建物はクリスタルビューと言い、公園の建設計画や葛西沖の埋め立て計画やその歴史等をイラストや映像で紹介しています。

夕方は夕焼けスポットとしても綺麗なので、有名なデートスポットとなっていますが、小さいお子さんにはちょっと不向きかもしれません。

ダイヤと花の大観覧車

葛西臨海公園と言えば、あの大観覧車です。

利用料金は大人700円、子供は2歳までは無料です。

3歳以上からは普通に700円かかるのがちょっと高いですね。3歳以上の子供2名と両親の4名で行けば、2800円もしてしまいます。

乗車時間は17分で1周します。

高さは117メートルとなり国内2位の高さです。

国内最大の観覧車は2016年にオープンした大阪のエキスポシティにあるREDHORSE OSAKA WHEELの123メートル。

ちなみに世界最大の観覧車はシンガポールにある「シンガポールフライヤー」でで、このシンガポールフライヤーのデザインは黒川紀章で、ゴンドラの製作は三菱重工です。

観覧車内には放送が流れており、周囲の景色を説明してくれます。

またエアコンも完備されており、真夏でも快適な乗車を楽しめます。

乗車前には写真撮影をしてもらえて、降車時の出口では写真を1枚800円で販売しているので、気に入った写真なら是非購入してはどうでしょうか。

また観覧車の下にはマーメードパラダイスというちょっとした急流すべりのような乗り物があります。

料金は大人300円。2歳までは無料。2歳から同乗可能となっています。

1周1分程度のちょっとした物ですが、以外と左右に揺れるので、しっかり乗らないとひっくり返ってしまわないかとちょっと心配になるくらいのスリルは味わえます。

ちなみに乗船中のスマホ撮影は禁止とのこと。

葛西臨海公園は一日では遊びつくせない

このように葛西臨海公園は、公園といえどかなり充実した施設が沢山あり、一日で回り切れない程の施設です。

またテーマを決めて訪れれば、毎回違った楽しみ方ができるので、季節に応じて自然を楽しむにはおススメの公園です。

今回私は普通に公園を楽しみましたが、また次回来る時は海浜公園の方で海に入ったり、鳥類ゾーンで鳥の観察をしたりと、子供と一緒に様々な体験をしてみたいと思いました。

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