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洗濯にお風呂の残り湯利用で水代は年間約10,000円節約

一人暮らしの男性なら洗濯なんて週に1回とか、そんな感じの人も多いのではないでしょうか。
私も一人暮らしの頃は、毎日着替えるものは、Tシャツ、パンツ、靴下、ハンカチ等の、直接肌に触れる物は一度使ったら洗濯機に放り込みますが、ズボンやカットソー等は、一日着ただけでは洗濯しませんでした。
洋服はお気に入りの物を大切にしているので、毎日洗濯するとお気に入りの洋服が劣化するので、本当に汚れたり汗をかいた時のみ、洗濯をするくらいでした。

しかし結婚して子供ができ家族が増えると、毎日洗濯をすることになります。それもけっこうな量の洗濯物なんですよね。
となると気になるのが洗濯の為の電気代と水代。電気代は夜の安い時間帯に洗濯機を回す等の工夫ができますが、水はなんとかならないのか?そう思った時に、一人暮らしの時には思いもしなかった、お風呂の水を使うということが気になり始めました。

妻は洗濯にお風呂の残り湯を使うことに反対のようですが、私はほとんど汚れていないお風呂の水をそのまま捨てるのがもったいなくて、洗濯に使えないのかなと考えるようになりました。

小学生の頃、いつもバスクリンの匂いがする友達がいました。風呂の残り湯で洗濯していることが丸分かりというくらいのバスクリンの匂いでした。昔はそんな家庭も多かったと思うのですが、最近は何かと除菌等で、このようなのを気にするようになりましたよね。
私も自分自身なら問題ないのですが、風呂の残り湯で子供が利用する肌着やハンカチ等を洗濯したら、雑菌が何かの影響を及ぼさないのかな?等が気になるようになりました。

とはいえ、少しでも水代を節約したい。ということで調べてみました。

お風呂の残り湯を使えば水代は年間約10,000円節約できる

洗濯機の種類や、地域による水代の違い、一度の洗濯で使う水の量等の違いにもよりますが、その辺の細かな違いはいったんおいておいて、4人家族だと平均で一度に6キロくらいの洗濯物を洗うとしたら、一度の洗濯で約120リットルくらいの水を使います。
この洗濯を毎日するとしたら、ざっくりですが水代だけで年間10,000円程度になります。
この水代10,000円を、お風呂の残り湯を使って節約するか、年間10,000円くらいなら、普通に水道水で洗濯すればいいじゃん、と考えるかは人それぞれですよね。
それぞれの家計の事情にもよりますが、我が家は残り湯を使うことにしています。

お風呂の残り湯を使う時に気をつけること

家族のみんながお風呂に入って汚れたお風呂の残り湯を、そのまま洗濯に使ってよいのか?ということを気にしている人はおおいのではないでしょうか?
恐らくそんなこと気にしなくてよいはずなのですが、最近は何かと除菌等が気になる人も多いので、そのような人達が少しでも安心するために考え方を整理してみました。

お風呂の水をできるだけ汚さない

銭湯等の公共浴場では当たり前のマナーとなっていますが、体を洗わずにいきなり湯船に入ることはやめましょう。
まずはお風呂に入る前に、しっかり体を洗って汚れを落とし、綺麗な体になってからお風呂に入ります。
汚れを落とさずにお風呂に入っても、リラックスできないのではないでしょうか?
体、顔、髪の毛をしっかり洗ってから湯船につかる方がリラックスできるかと思います。
そうすることにより、湯船のお湯の汚れを最小限に抑えることができます。湯船は体を温めてリラックスする場所、という考え方を意識するようにしましょう。

残り湯での洗濯はその日の内に

洗濯を朝にしている家庭も多いかと思います。となると夜にお風呂に入ってから一晩湯船に残しておいた残り湯で洗濯するとなると、その間に雑菌が増殖してしまいます。
また残り湯が温かいうちに洗濯する方が、汚れもしっかり落ちます。食器洗い機も水ではなくお湯を使いますよね。お湯の方が汚れは落ちやすいです。

すすぎは水道水で

洗濯には主に、

  • 洗い
  • すすぎ
  • 脱水

の3工程があります。
洗いに残り湯を使うことは、洗剤自体に除菌効果があるので問題ないですが、できるだけすすぎには残り湯を使わないようにしましょう。
特に一晩たった残り湯をすすぎに使うとなると、雑菌が繁殖した残り湯ですすぎをするのは気持ち悪いですよね。
なので、

  • 洗いは残り湯
  • すすぎは水道水

を心がけましょう。
最近の全自動洗濯機は、洗い/すすぎ、ともに残り湯を利用するモードを選択したとしても、すすぎを2回行うモード等を選択すれば、2回目のすすぎは水道水を使うようにプログラムされています。凄く賢いですよね。
利用している洗濯機のお風呂の残り湯利用モードがどのようになっているかをしっかり確認しましょう。

洗濯は終わったらできるだけ早く干す

夜に洗濯したら、洗濯を干さずに寝てしまった、ということも多いかと思います。
しかしできるだけ洗濯がおわったらすぐに干すようにしましょう。
洗濯槽の中に湿ったままで洗濯物を放置すると雑菌が繁殖します。特にすすぎも残り湯を使っていたらなおさらです。
秋や冬等の空気が乾燥する季節は、夜に洗濯した洗濯物を寝室に吊るして干せば、湿度を高める事ができるので、風邪やインフルエンザの予防にもつながります。

残り湯吸い上げポンプは定期的に洗浄

洗濯機に付属している残り湯を吸い上げるホースがあると思いますが、数日使い続けると湯垢から繁殖した雑菌等で、薄いピンク色のヌメリ等がホース先端部分の吸い上げ箇所に付着していることがあると思います。
いくら湯船のお湯を綺麗に使ったり、早めに残り湯を利用したりを心がけても、残り湯が通ってくるホースが汚れていたら意味がありません。
以外とすぐに汚れるので、1週間に1度は定期的に吸い上げホースの先を洗うようにしましょう。週末のお父さんのお仕事ですね。

結論

毎日の洗濯に、お風呂の残り湯を使えば、年間約10,000円の水代が節約できる。
ただし雑菌等には気を付けたいので、
・湯船には体を綺麗に洗ってから入るようにして残り湯をできるだけ汚さない。
・洗濯のすすぎは、水道水を使うようにする。
・洗濯が終わったら、すぐに干すようにする。

こうするだけで、衛生的に年間10,000円の水代が節約できます。
家計的に10,000円の節約だけでなく、世界中の家庭がこれを心がけたら、地球規模ですごく環境的にも好ましいことかと思います。

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