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虫歯とストレスって因果関係があるの?

これまで特になんともなかったのに、急に歯が痛くなったけど、2,3日したら痛みが治まった等の経験ってありませんか?私も先日そのようなことが起こりました。

歯の質、虫歯になりにくい体質

私自身がもともと虫歯ができにくい体質のようで、学生の頃はそこまで毎日歯を磨いていなかったのに、定期歯科検診では歯科医師さんに「きれいな歯だねー」と関心されるほどの歯でした。

歯医者さん曰く、虫歯になりにくい体質というか、歯の質というものがあり、あまり歯を磨かなくても、ほとんど虫歯にならない人というのがいるそうです。逆にいくら磨いても虫歯になってしまう体質の人もいるようで、私は前者の虫歯になりにくい体質だったようです。

20年ぶりに歯の痛みが

そんな私が先日急に右上の奥歯が痛くなり、食事で物を噛むと激しく痛みを感じるようになりました。

その箇所は20年前に歯に穴が開いてしまったので、治療をして銀歯をかぶせていた箇所だったのですが、その歯が20年ぶりに痛みだしたのです。普通にしていたら痛くないのですが、噛むと痛い。なので、反対側の左側で物を噛んで食事するというようなことを2,3日続けていました。

しかし、2,3日すると、自然と歯の痛みはなくなり、物も普通に噛めるようになりました。ただ、その奥歯を支えている歯茎の外側にぷっくりとしたふくらみができており、触るとブヨブヨしていたのです。おそらく膿がたまっていたのです。

ストレスで歯が痛むことがある

これは何なんだろうと思って、ネットなどで調べたところ、

ストレスが原因で歯茎が局所的に腫れることがあるとのこと。仕事の疲れがピークに達して体が著しく疲れていたり、過度な寝不足、また心配事などの心因的な物によるストレスによって、体の免疫に影響を与え、細菌に感染しやすくなった結果、歯茎が腫れて痛みが出るということがありそうなのです。

身体的な疲れによる免疫力低下は想像できますが、心因的なストレスによる免疫力低下による歯の痛みには正直、驚きました。

唾液減少とpHの崩れ

心因的ストレスを感じると、副交感神経の機能が低下することにより唾液の分泌量が少なくなります。唾液は口腔内pHをほぼ中性に保つ性質を持っており、中性な状態であることが、菌の増殖を防ぐ働きをしています。このことから、

ストレスを感じる→唾液の分泌量が減る→口腔内のpHバランスが崩れる→菌を抑えていたpH中性な状態が崩れ歯の痛みなどが発生する。

ざっというとこのような関係性があるのです。

思い当たるストレスの原因は?

そのような事を知った時に、自分自身にそのようなストレスがあったのか?と振り返った時に、あったのです。

歯が痛み出す数日前に、身内に不幸があり、その数週間前は、最後のお別れの挨拶など、東京から実家の地方に週末に帰省しては、すぐに東京に戻り、その数日後に葬儀でまた実家に帰ったりと、心身ともにストレスを感じる状態が続いていたのです。

その時は悲しみのあまり、ストレスというものを意識はしていなかったのですが、実際には心と体は感じていたのです。

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