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ヤフオクで格安sim用の中古スマホを安く入手する方法

最近利用者が増えてきた格安sim。何かと安かろう悪かろう系のニュースを目にしますが、それでも既存の大手3キャリアの料金と比較すると、非常に魅力的なことは否定できません。格安simを利用するには、自身で利用するスマホを手配する必要があります。新品のシムフリー端末を購入することもできますが、この場合は非常に価格が高くなるのと、またiphone等は実質新品シムフリー端末を手に入れることは不可能です。非常に高いお金を払えるなら、不可能ではないですが。そうしたときに中古のスマホを入手する方法はいくつもありますが、価格面だけで検討するなら、中古ショップ等よりも、やはりヤフオクが今のところ一番お得です。

ではヤフオクで中古スマホを入手するに際してのポイントをいくつか解説したいと思います。私は今回ラインモバイルで利用する為、ドコモのiphone5Cに絞って購入したので、それを事例に解説していきます。

欲しい中古スマホを決める

まずは欲しいスマホの機種を決めます。どんな機種でもよいのでなんとなく、という感じだとヤフオクで購入するには選択肢が多すぎて困難です。まずは欲しい機種を絞りましょう。過去に使った事があるブランドのスマホなら使い勝手は理解できると思います。
使ったことのないスマホであれば、価格コム等のレビューや評価を確認して、その機種の評判を確認しましょう。
私が今回契約した格安simの回線は、二つ目の電話番号で利用するセカンドスマホとしての利用なので、そこまでハイスペックな物でなくてもよく、LINEができればよい程度なので、デザインや大きさ、スペック、使い勝手等を総合的評価して好ましいiphone5Cに決めました。

中古価格の相場を把握する

欲しいスマホの機種が決まれば、次はその商品の中古価格の相場を把握しましょう。
例えば、ゲオ等の店頭で中古スマホが陳列して大量に販売されていますが、実際にそこでいくらで販売されているかを確認します。確認のポイントは、

  • 傷等の汚れの程度
    液晶部分のひび割れや、液晶以外の箇所の傷等によっても価格は変わってきます。
  • キャリア
    格安simで利用するスマホは、simロック解除の必要がないドコモ端末が人気なので、ドコモとそれ以外のKDDI/ソフトバンクでは、価格相場が異なります。
  • 電池の持ち
    バッテリーは消耗品です。長く利用しているとバッテリー寿命がどうしても短くなってきます。
  • ハードディスク容量
    iphoneだと、8G/16G/32G/64G/128G等のように様々なハードディスク容量の商品があります。この違いでかなりの価格差が出てきます。

私が狙っているドコモのiphone5Cは、GEO等の中古品販売店での店頭価格は、18,000円程度でした。
この18,000円を一つの目安にして、ヤフオクで入手するスマホを検討していきます。

ヤフオクでの取引相場を把握

まずはヤフオク上で、「iphone5c ドコモ」と検索して出てきた商品をざーっと確認します。いくらくらいで出品されているかを確認して、相場を把握します。
またヤフオクには過去落札相場を確認することができる機能もあるので、狙っている商品がこれまでにいくらくらいで落札されているかを確認しましょう。
私のドコモのiphone5cの場合は、10,000円程度が取引相場でした。
と考えると、ゲオ等の店頭で購入するよりも8,000円も安いので、競りあったとしても、12,000円くらいまでなら購入する、という予算の上限を決めました。

ヤフオクで気になった商品はかたっぱしからウォッチリストに登録

ヤフオクで「iphone5c ドコモ」と検索して該当の商品を表示したら、次に検索結果画面上に表示された商品の中から、先ほど決めた予算感に収まりそうな価格の商品を片っ端からウォッチリストに登録していきます。

ウォッチリストへの登録と確認は1週間ほど毎日行いましょう。ヤフオクは最長で14日間出品期間として設定して出品することができます。
出品期間は商品によって様々ですが、毎日大量の商品が出品され続けているので、条件に合致した商品を毎日探して、ウォッチリストへの登録を毎日行います。
それと並行してすでに登録しているウォッチリストの商品を確認して入札状況を確認します。
またウォッチリストに登録した商品で、オークションが終わった商品を確認することができるので、終わった商品がいくらで落札されたのかを確認して相場感の確度を高めていきます。

業者が出品している商品は避ける

ヤフオクには、個人が出品している物に混ざって、業者が出品している物もあります。例えばスマホだとブックオフが大量に中古のスマホを出品しています。個人出品か業者出品かは、出品しているアカウントの名前を見たら区別がつきます。もしくは検索オプションで業者を排除することができるので、検索オプションの「出品者」の項目で「個人」にチェックを入れたら業者(ストア)の商品は検索結果から除かれます。
やはり個人出品の商品よりも、業者が出品している商品は、在庫管理や人件費等でもろもろのコストがかかっており、相場観も統一されているので、価格的な掘り出し物を業者が販売していることはまずありません。そもそもヤフオクで業者の商品を買う理由はないかと思います。

狙いの商品を絞る

1週間程度ウォッチリストへの登録と確認を毎日繰り返していたら、あ、この商品はお得だな!これはあまり人気がないので、競りにはなりにくいから、安く手に入りそうだな、等の傾向が分かってきます。
この辺のヤフオクでの市場具合が把握できてきたら、ウォッチリストに登録した商品の中から、実際に入札する商品を絞り込みます。

実際の入札は、終了直前に

ヤフオクで入札するタイミングに関しては、様々な意見や考え方がありますが、私の場合は基本的には終了直前にできる限り入札するようにしています。
例えばですが、入札ゼロ件の商品は検索結果のリスト上等でもあまり目立たないですが、1週間前とかに、入札ゼロ件の物に入札を入れてしまうと、入札1件と表示されて検索結果上で目立つようになってしまいます。
となると他のユーザーの目にもとまりやすくなり、応札されて価格がどんどん吊り上がっていきます。

ヤフオクでスマホを落札するにおいて気を付けたい点

ヤフオクで販売されているものは、基本的にノークレームノーリターンとなっています。
落札したらよっぽどの理由がない限り返品することはできません。
ですので商品詳細はしっかり読むようにしましょう。特にスマホを購入するに際して注意しておきたい点は、

  • 送料がいくらか
    送料が高くて、総額だと結局は近所のGEOで買ったのと変わりなかったとということが無いようにしましょう。
  • 残債ゼロか
    たまにですが、料金滞納で契約解除したスマホや盗難品のスマホ等が出品されている場合があります。これらの端末を落札してしまった場合、キャリアによってネットワーク接続が制限されているので、ネットにつながらないということになります。そうならない為にも、残債ゼロと記載されている商品や、端末の個別番号が記載されている商品を選びましょう。
  • バッテリーの持ち
    スマホのバッテリーは使い勝手上、消耗がはげしく、物によっては10分で電池切れになってしまうもの等もあります。
    バッテリーに関して商品詳細に記載されていない商品等は、気になれば出品者に質問して確認しましょう。

個人的な感覚では、Android端末と比較して、iphoneはそこまでバッテリーの劣化が激しくないように思います。
私のNexus5は3年程の利用で、最後は電池が10分も持たないようになりましたが、5年以上使っているiphone4は未だに一日は電池が普通に持ちます。

上記の事を心がけてヤフオクを利用すれば、以外と安くお気に入りの中古スマホが手に入るかと思われます。

mrn: