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SRP(スケーリング&ルートプレーニング)3回目

前回の2回目のルートプレーニングに続き、今回は3回目の施術に行ってきました。
口腔内を上下左右に4つのエリアに分けた時に、1回目は右下裏表、2回目は右上裏表の歯石除去を行ってもらったので、3回目は左下の裏表かなと思って歯医者に行ったら、今回は左側裏表上下をまとめてやってしまいましょう、とその日に言われてちょっとびっくりしました。


前回2回目の施術が終わった時に、歯医者さんからは、

「左側は右側よりも歯周病が進行していますね」

と言われていたので、1回目2回目よりも手間がかかるのかなと思っていたのですが、なぜかまとめて上下一気にやってしまうとのことでした。

今回のルートプレーニングは麻酔無しでの施術

そしてなんと今回は、

「麻酔無しでやりましょう。」

といきなり先生に言われました。
左側は右側よりもひどいと言われていたので、逆に麻酔無しでやるとはどういうことかな?と思ったのですが、先生曰く歯石は麻酔無しで除去できる範囲にあるとのことでした。

最初は麻酔が怖かったのですが、これまで2回麻酔でのルートプレーニングをやってもらって、麻酔自体にはさほど痛みはなく麻酔のおかげで歯石除去も痛みを感じなかったので、今回逆に麻酔無しと急に言われて、ちょっと怖くなりました。

とはいえ、麻酔を打ってくださいともお願いするわけにはいかないし、もう診察台の上に寝転がっているので、素直に従いました。

麻酔無しでのルートプレーニングは痛い?

毎度のように、超音波スケーラーとハンドスケーラーによる歯石除去が始まりました。

一番最初に20年ぶりに歯石を歯科衛生士さんに除去してもらった時は、麻酔無しで超音波スケーラーで取ってもらったので、麻酔無しでの歯石除去は一度経験済みですが、麻酔無しでハンドスケーラーでの歯石除去は今回が初めてでした。

ハンドスケーラーでの除去はいつものように、先端の鋭利なフックの部分を歯茎の奥に差し込んで、歯の表面に付いている歯石をひっかけるようにしてゴリゴリと削り取っていく感じで歯石をとっていきます。少し怖かったのですが特に痛みはありませんでした。

逆に超音波スケーラーは、若干しみるような痛みがあり、全身が硬直してしまいました。

痛い時は左手上げてくださいね、と言われても上げられない

歯石除去の時に限らず、先生は、

「痛かったら左手をあげてくださいね」

と言われます。
これは逆に先生がそのように言うということは、痛みを感じることもあり得るということであって、それなりに恐怖を感じるのですが、実際に左手を上げることはなかなか難しいのではないでしょうか?

痛い!と感じた時に左手を上げようとしても、その瞬間には別の箇所を処置しているので、なかなか左手を上げるタイミングがあいません。

そういうのを何度も繰り返しているうちに、多少の痛み程度なら頑張って我慢しようとなります。

私も今回かれこれ4か月で10回ほど通っていますが、未だに左手を上げたことはありません。もちろん痛みを感じる時は何度かありましたが。

実際には左手を上げなくても、患者が痛みを感じている時は、その表情や体の硬直等で先生は察知していると言われています。

一旦口の中のすべての歯のルートプレーニングは終了

今回の処置で、一旦全ての歯のルートプレーニングは終了しました。
次回は一か月後に再度通院して、口の中を確認してもらい、歯周病が改善しているかの検査をしてもらうということになりました。

先生曰く、歯石をとっても日々のブラッシングが重要なので、気を抜かないようにしっかりと歯を磨き続けてください、と言われました。

最近どうしても疲れている時や、酔っ払って帰ってきた時とかは、歯を磨かずに寝てしまうことがたまにあるので、再度気を引き締めて今後も丁寧に歯を磨いていきたいと思います。

今回の処置でルートプレーニングは終了しましたが、次回の検査結果はまたこちらで報告したいと思います。
これで終了なのか、また歯周病が悪化していて、フラップ手術等の次のステップに進むのか。

歯石除去を行っての感想

きっかけは歯茎の腫れによるものでしたが、その場の診察で重度の歯周病と診断されて、歯医者さんに

「虫歯治療と合わせて、歯周病治療もしますか?」

と聞かれた時に、正直かなり迷いました。

歯医者が本当に怖かったので、覚悟して訪れたということもあり、1回や多くても2回程度の通院で終了させようと思っていたのに、歯周病治療は長ければ半年ほど続くと言われたからです。

でもせっかくの機会だからということで、意を決して歯周病治療を受けることにして、4か月ほどでようやく一旦の施術は終了しました。

この先またどのような診察結果になるかはまだ分かりませんが、現時点で言えることは、やはり本当に歯周病治療をやってよかったということです。

SRPで歯石を除去したことにより、ほぼ歯茎からの出血は無くなりました。

歯茎が下がって歯の隙間等も目立つようになってしまいましたが、歯茎の状態はかなり良くなったと思います。

これらのSRPをやってからの口腔内の変化についても、また改めてこちらに掲載したいと思います。

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