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WordPressのプラグインエラーをPHPのバージョンアップで解決

WordPressを使い始めの頃は、こんなことしたいなーと考えていたら、それを実現するプラグインが簡単に見つかり、インストールするだけでやりたいことが簡単にできてしまうことに感動して、ついつい色んなプラグインをインストールしてしまいがちになります。
ある程度Wordpressでのブログ運用等になれてくると、逆にいかにプラグインを少なくするかの発想になってくるのですが。
このついついたくさんインストールしがちなプラグインが、たまにサービス全体のエラーを引き起こすような事が起こったりもするので、最近は本当に必要最低限のプラグインしかインストールしないように心がけています。

それでもどうしても複数プラグインをインストールしてブログを運営していると、wordpress自体のバージョンアップや、プラグインのバージョンアップに伴い、予期せぬエラーが発生することがあります。

プラグイン単体がエラーを起こしていて、そのプラグイン機能だけが無効になっているだけなら大して問題ではないのですが、サービス全体がエラー等になってしまうこともまれにあります。

最近私も久しぶりにwordpressの管理画面にアクセスしたら、ダッシュボードの上部に特定プラグインがエラー状態で機能していません、みたいなアラートメッセージが英語で表示されていました。

苦手な英語を頑張って読み解くと、どうやらそのプラグインが稼働するには、PHPのバージョンが古すぎる、云々みたいな事を言っていました。

PHPのバージョンアップを行う

かれこれwordpressでのブログ運営は10年近くになるのですが、これまでPHPのバージョンアプというものをしたことがありませんでした。

サーバはさくらのレンタルサーバのスタンダードプランを契約しており、これまでPHPのバージョンが問題で何かの不具合が起こったことがなかったからです。

しかし今回PHPのバージョンが古すぎるので、このプラグインが正常に稼働するには、最低でもバージョンは5.3以上でないとダメ、みたいなメッセージでした。

ただPHPのバージョンアップなんてやったことがないので、どうしようと悩んでいたところ、調べてみると特に難しいことはなく、さくらのレンタルサーバのコントロールパネルからボタン一つでバージョンアップが可能でした。手順は、

  • さくらのコントロールパネルにアクセスしてログイン
  • 画面左カラムにある「アプリケーションの設定」内にある「PHPのバージョン選択」をクリック
  • PHPのバージョン洗濯画面で、「新しいバージョン」のプルダウンから、バージョンアップするバージョンを選択。
  • 「変更」をクリック

たったこれだけです。

PHPのバージョンは何を選べばよいか?

ここで悩ましいのが、バージョンアップできるPHPのバージョンが複数選択できることです。

私の場合はバージョンが5.2のままだったので、そこから選べるバージョンアップのグレードは、5.3/5.4/5.6/7.1の4つもありました。

特に問題なければ最新の7.1を選びたいところですが、それ以外のバージョンが選択できるということは、動作保証等の点において不確実な点がある為、最新バージョン以外も複数選べるようになっています。

私の場合専門知識もないので、プルダウンの中にあった

標準のPHP[PHP5](推奨)

というものを選択しました。その結果、PHP5.6にバージョンアップされました。

PHPのバージョンアップによって、Wordpressの画面が真っ白になったなどの不具合報告をネット上でもちらほら見ていたので怖かったのですが、幸い私の場合は発生していたプラグインのエラーも全て解消して、サービス全体も特になにの不具合もなく稼働しています。

今回はWordpressを運用していく上で、PHPのバージョンアップを行いました。

WordPressを運用している人なら「更新」という概念には慣れていると思います。Wordpress上で促されて、CMS上でバージョンアップできる「更新」は、

  • WordPress自体のバージョンアップ
  • 個別のプラグインのバージョンアップ
  • テーマのバージョンアップ

の3つなのですが、これらには私も普段から慣れていたのですが、今回は初めてPHPのバージョンアップというものをやってみました。

あまりに古いPHPのバージョンのままだと、何かと不具合が発生するので、数年に一度はPHPのバージョンアップを検討していった方がよさそうです。

mrn: