検索結果画面に複数の同一ドメインは掲出されにくいのか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

色々ブログを書き続けていていると、特定の検索クエリで上位表示されている記事と、いつまでたっても上位表示されない記事とに分かれてきます。
そんな時に誰もが考える事が「じゃあこの上位表示できているクエリで、もう一本記事を書けばいいじゃん」ということです。
私も実際にこの発想で、上位表示されているクエリに対して別記事を書いてみたのですが、その新たな記事からはなかなかトラフィックが発生しません。


何故かと思い色々調べたのですがどうやら、一つの検索結果画面において同一ドメインから複数のサイトを掲出することを抑制するアルゴリズムがはたらいているようです。
その証拠に、

-site:

のようにして、特定のページを検索結果から抜く検索の仕方で試してみたら、もう一方の検索結果はちゃんと表示されました。

このロジックに関しては、必ずしもそうではないのですが、過去にGoogleのマットカッツ氏もコメントしています。

特定のクエリで検索したときに、検索結果の10件中7件がYelpで占められるようなことがあったそうです。
Yelpとはアメリカの食べログのようなサービスです。

たしかに、

「渋谷 レストラン」

でGoogleで検索したときに、検索結果ページの1枚目の10件中7件が食べログの結果が出てきたら、ちょっとがっかりですよね。
それなら最初から食べログに行って、食べログ内で検索するし。

そのような経緯もあり、同一ドメインのページを一つの検索結果画面に複数出さないという制御が入っているようですが、本当に良いコンテンツであれば、2つ以上同一ドメインのページがリストされることもあるようですが、この本当に良いコンテンツを、個人のブロガーが複数掲載されるほどに生み出せるかというと、そこは判断が難しいところです。

食べログのような非常に強いコンテンツであれば普通にあり得ますが、競争率の高いクエリにおいて、専門サイトでないような個人ブログが複数のページをリストされるということはあまり考えられないと思います。

ただし、雑記系のブログでなく、専門性の高い、特化型ブログであれば個人のブログであっても複数リストされることは考えられます。

そのような事からも個人でやっている雑記系ブログの場合は、上位表示されているページに誘導しているクエリに対しては、新たな別記事を書いて投稿するのではなく、すでに上位表示されているその記事に、コンテンツを追加して強化することが好ましいのではないでしょうか。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*