服なんて着れたらなんでもいい、という方には大した裏技ではないですが、お気に入りのブランドがあって、そのブランドの服じゃないと着たくない等の強いこだわりがある人は多いのではないでしょうか?
ただ高価なブランドとなると、セールでもない限り正規品で欲しい服をじゃんじゃん買うことは普通の人はほぼ不可能です。
セールであっても高級ブランドならかなり高くなってしまうと思います。そんな人向けに私が実践している欲しいブランドの洋服を安く手に入れて着る裏技を紹介したいと思います。
新品は買わずにヤフオクで購入
そんなの特に目新しい裏技でもなく誰でも知っているし、誰かが着たシーズン遅れの洋服なんて欲しくない、という人もいると思います。
しかし洋服は基本的には1シーズンに2度新作が発表され、数年の間にすごい数のデザインの商品が登場します。
数年前のシーズンの洋服を着ていたからといって、時代遅れなデザインであったり、それが他人に分かってしまう、ということはほぼありません。また常にそのシーズンに発表された服だけを着ているという人なんていないですよね。
価格の面においても、価格が高い高級ブランドの洋服ほどヤフオク等で古着で購入した方が圧倒的にお得です。
Tシャツ等の肌着等でない限り、高級ブランドの洋服等はしっかりした素材等を用いて、しっかり作られているので、使い古した感じもなく、まだまだ普通に切れます。
ヤフオクを定期的に確認してウォッチリストに登録
ではどのようにして効率よくヤフオクで商品を見つけたらいいのでしょうか?
ヤフオクには毎日数えきれないほどの洋服が出品されています。
人気ブランドの洋服等は凄い点数になるので、全てを漏らさずチェックすることはかなり難しいですが、下記のやり方であれば簡単です。
毎週月曜日に欲しいブランドの商品を検索して、検索画面上から気になる商品は片っ端からウォッチリストに登録。
月曜にウォッチリストへ登録する理由は、出品は週末の土日に行われる場合が多いので、翌日の月曜に1週間のうちに新たに出品された商品を片っ端からウォッチリスト登録していきます。
毎週木曜日に、登録したウォッチリストの商品の入札具合を確認。
木曜に登録したウォッチリストの商品を確認する理由は、ほぼ多くの商品は利用者の多い週末の22時等がオークション終了日時として設定されています。よって金曜/土曜/日曜に終了日時を設定されている商品の入札具合を木曜の夜に確認します。
たったこれだけです。この作業を毎週繰り返すだけで、ほぼ欲しい商品を見逃すことなくチェックできます。
ヤフオクで狙う商品は訳アリ品をあえて選ぶ
上記の方法だけだと、ただ単に古着をヤフオクで入手しているだけなので、誰でもやっていることかと思います。
今回のポイントは訳あり商品を狙うということです。
人気ブランドの商品や、特定のデザインの人気の商品等はヤフオクで古着といえどそこまで安くならない場合もあります。
多くの人が入札すれば、場合によっては新品価格よりも高くなる場合もあります。
以前私も、どうしても欲しい10年前のシーズンに販売されたジャケットが出品されていたのを見つけて、これはどうしても欲しい!ということで気合を入れて入札に参加したのですが、最終的には10万円近くまで価格が上昇して諦めました。
なので、今回はあえてそのような特別に人気が集中するような商品ではなく、あえて訳ありで安く出品されている商品にしぼっていきます。
これらの訳あり商品は、場合によってはリペア等で簡単に修復して新品同様に仕立てることができるからです。
訳あり商品を落札してリペアでよみがえらせる
では、どのような訳あり商品があって、どのようにリペアすることができるかを説明していきます。
色あせた商品
良くありがちなのが色落ちです。
色落ちは実際の写真でも確認することができるので、よっぽどの商品でない限り、まず入札されることはなく、最低落札価格で激安で落札できます。
例えば私がいつも購入しているブランドのパンツ等は、新品なら30,000円ほどするような物であっても、色落ちしていることにより2,000円程度で購入できます。
色あせた洋服はダイロンの染粉で染め直し
色落が目立つのは、黒や紺色等の濃い色が多いと思いますが、そんな商品を自宅で簡単に染め直すことができる商品があることをご存知ですか?
ダイロンの染粉は様々な色の粉を販売しているので、これを使って自宅で染め直せば、新品と全く同様とまではいかないですが、まだまだ着れる程度には修復できます。
汗染み等の黄ばみ
これは人によってはかなり嫌う人は多いと思います。
そういう意味で、汗染み等で黄ばんでいる商品は、まず入札する人はおらず、本当に激安で出品されています。
私も新品なら40,000円ほどするボタンシャツ等を、1800円程度で落札できました。
ただ、知らない他人の汗染みや、それが黄色になって、襟首周りや脇回りに付着していたら絶対いやですよね。私も絶対いやです。
でもそれらの汗染みを自宅で綺麗に抜く方法があります。他のサイト等でもよく紹介されていますが、
- 酸素系漂白剤と洗濯用重曹を混ぜる。
- 液体もしくはペースト状にした上記を、黄ばんでいる部分に直接塗り付ける。
- 塗り付けた部分をドライヤーで当てて熱する。
- そのままの状態で数時間洗面器等にお湯をはり、そこにつけておく。
- 数時間後に洗濯機にその衣類だけを入れて最小の水量で「強」モードで洗う。
これだけで本当に汗染み等を抜くことができます。
一度で完璧に抜けなかったとしても、上記の工程を2,3回くりかえせば、ほぼ汗染みは抜けて綺麗な状態になります。
サイズ違い
この服、どうしても欲しかったんだけど、高くて当時はどうしてもプロパーで買えなかった。。。ってのがヤフオク等で出てきた時の興奮と問い言えば。
でもサイズがワンサイズ違ったりしてがっかりする場合があります。
小さいサイズを大きくリペアすることは困難ですが、大きなサイズを小さくリペアすることは可能です。特にトップス等は意外と簡単に安い価格でサイズ直しをしてもらえます。
逆にズボン等のパンツの場合は、丈は簡単に調整できますが、腰回り等は調整してもらえるのですが、腰回りだけでなく、お尻や臀部等全体のサイズ感やデザインまでを完璧に調整することは難しいので、ボトムス等は特にシルエット等が重要な分、サイズのリペアはちょっと難しいかもしれません。
穴が開いている
穴が開いている服はかなり安く出品されており、これをあえて入札する人もほぼいません。
ただし長期間着たことによる繊維のスレ等で開いた肘や膝あたりの穴は簡単に修復することはできないですが、何かにひっかけたり、虫が食ったような小さな穴は簡単に修復することができ、また服の素材や色味によっては、ほぼその修復跡は目立ちません。
変形させる
これはちょっと大胆な方法ですが、例えばズボンのひざ下からを切って、ハーフパンツやショートパンツに作り直すという方法もあります。長袖のシャツを半袖シャツ等にリペアする方法もあります。
この手法はなかなか難易度高めですが、以外と成功すればうれしい方法です。
別の色に染めてしまう
同じデザインの服でも、色違いで数パタン販売されている物等もあります。その場合、特定の色は人気だけど、特定の色の商品は不人気等のような場合もあります。
このような商品を別の色に染め変えてしまうのです。
この場合は白色等の薄目の色の服がおすすめです。
この洋服、デザインや着心地、シルエットは良いんだけど、色がいまいちだよねー、みたいな商品であってもあきらめずにそれを自分の好みの色に染め直すだけで、一気に着回しができる服に変わります。
洋服はいつまでも大切に
最近はファストファッション等の流行で、ワンシーズン着れば服を捨てるような人もいるようですが、私は基本的にはちょっとした服でも、一生ものとして大切に着るようにしています。またこれらの服は自分の子供が大きくなった時にも引き継げるように考えて大切にしています。
こだわりのブランドがあったり、洋服が好きな人にとっては、ちょっとした工夫と組み合わせることによって、ヤフオクはやはり宝の山ですね。