バッテリーは消耗品ということをご存知ですか?バッテリーは永遠に何回も充電を繰り返すことができるものではなく、バッテリー寿命というものがあります。
日頃の充電の仕方等に配慮すると、このバッテリー寿命を延ばす事もできるのですが、やはり毎日使って毎日充電を繰り返すスマホのバッテリーは、2,3年でかなり劣化して、満タン充電しても短時間しか電源が持たないというようなことになってきます。
そうなったときにスマホを交換して新しい物に買い替えることもできますが、操作に不便がない場合には、データの入れ替え等が大変なので、できれば長く使い続けたいものです。
また最近は格安sim等が人気で、格安simで使うスマホをヤフオクやメルカリ、中古販売店等で中古のスマホを購入して使っている人もいると思います。
中古スマホはほとんどがバッテリー劣化している
ここで困るのが、中古品は傷等の外見等については中古品であっても程度の判別は誰にでもできますが、バッテリーの劣化具合というものは、なかなか実際に使ってみないと判断することができません。
バッテリー劣化の度合いを計測するスマホアプリもあるので、そのアプリでどれだけバッテリーが劣化しているのかを測ることができますが、なかなかそこまでして中古品を販売しているお店やヤフオク等への出品者はいないのではないでしょうか。
そんな私も最近通信料節約の為、ソフトバンクモバイルからラインモバイルにナンバーポータビリティをしました。
その結果LINEモバイルに乗り換えると、月々の支払額は1500円程度にまで安くすることができました。
ただこのLINEモバイルで利用するiphoneを入手するのに苦労しました。
LINEモバイルはドコモの回線を借りてMVNOとしてサービス提供をしているので、これまでソフトバンクで利用していたiphoneをSIMロック解除して使うことができませんでした。
そのため、新たにドコモのiphoneを入手する必要があったのですが、新品のSIMフリースマホを手に入れようとすると10万円ちかくもするので、ヤフオクで数年前のモデルのiphoneを入手することにしました。
そこで私が落札して手に入れたのは、iphone5cです。
この落札できたiphone5cも、他の入札者もおり、数名で競り合って最終的に10,000円程度で落札できました。
同等のスペックや程度のドコモのiphone5cだと、ゲオモバイルでは18,000円程度で販売されていたので、約8,000円ほどは安く入手することができました。
実際に自宅に届いたiphone5cは液晶等に傷はなく、筐体には若干の傷があったものの、程度としては良い物で、当初非常に満足していました。
しかし使い始めて数日のうちに感じたことが、以外と電池の持ちが悪いということです。
朝に満タンに充電して自宅を出ると、夕方くらいには、電池残量が半分以下になってしまっています。
日中ほとんどスマホはいじっていないので、そこまで電池を消耗するような動作もさせていないのですが、ほぼ待ち受け状態なのに、半日で半分以下も電池が減ってしまいます。
電池消耗計測アプリでバッテリー劣化を測定
このヤフオクで入手したiphoneのバッテリー劣化の度合いを計測できないかと思い、Appストアでアプリを探していたら、バッテリーの劣化度合いを計測して寿命を出してくれるアプリがありました。
早速そのアプリをダウンロードしてバッテリーの劣化度合いを計測したら、新品の状態が100%とした場合に、40%分も劣化しており、新品時と比較して6割程度しか充電の容量が機能していないという結果でした。
6割まだ寿命があると聞けば、そこまで悪くないようにも思いますが、そのアプリは「非常に劣化しています」と判定してきました。
確かに4割劣化よりも体感的にはもっと劣化しているように感じていたので「非常に劣化しています」と診断されたことに納得感がありました。
Appleストアのバッテリー交換は高い
Appleストアでのバッテリー交換を調べたところ、8,800円の費用がかかることがわかりました。
Appleの保証は、購入後1年とか、AppleCare加入や、キャリアが保証する物や、様々な種類があるので、実際にいくらなのかを調べるのが面倒で、どうせ安くはならないし、Appleストアまでも遠いし、混雑していると思ったので、非正規店のリペアショップを新宿で探し、会社の帰りに立ち寄ることにしました。
非正規店のiphone修理店はたくさんある
新宿という場所柄か、iphone等のスマホ修理を扱うお店はいくつもあり、その中から一番安そうなお店をさがしました。
iphone5cの場合は2500円で作業時間も10分で対応してくれるお店を見つけました。
お店の場所は新宿西口にあるユニクロあたりから、東口のアルタ前に抜けるJR高架下のトンネルがありますが、そのトンネルの手前に猫等を売っているペットショップがあることは誰もがご存知かと思います。
そのペットショップの並びにそのお店はありました。
早速そのお店に行ったのですが、お店に着いたのが18時半くらいだったのにも関わらず、本日はもう受付終了と言われて、対応してもらうことができませんでした。
そこで再度ネットで検索したら、3500円と若干値上がりしますが、夜の22時まで営業している「新宿iphone修理センター」という名のお店を見つけました。
場所は新宿西口のヤマダ電機の並びにある雑居ビルにお店をかまえていました。
目の前での作業だから安心
雑居ビルの階段を上がって扉をあけると、50代後半くらいの男性の方が机に座っておられ、その机の上には修理で外したiphoneのバッテリーや割れた液晶画面等が置いてありました。
「このスマホ、バッテリー交換できますか?」
と聞いたら、
「今すぐできますよ。3500円です」
とのことだったので、早速お願いしました。
このお店の特徴は、修理するiphoneを店の奥に持ち込んでお客の見えないところで作業するのではなく、まさにお客の目の前で修理をしてくださいます。
修理している机の向いに座って、その作業をずっと見ていることができるので、その場でパスコードを解除したiphoneを渡すだけです。
これが意外と好評とのことでした。
まさに対面接客ならぬ、対面修理です。
確かに目の前で作業してもらえたら、何か情報を抜かれていないか?とか、iphoneを開いて何か変な物を入れられていないかとか、気にしだしたらきりがないのですが、まったくそのような事がないので安心です。
またこのiphoneを分解してバッテリーを交換する作業を実際に目にする機会もないので、見ているだけで楽しいです。
この「対面修理サービス」もっと押し出せば好評になってもっと利用者増えるのに、とか思ったりしました。
この作業してくださった男性は、語り口からは中国人の方のようでしたが、普通に日本語も上手で、色んな質問にも丁寧に答えてくださいました。
色んな質問をしているうちに、10分程度で作業は終わり、元通りのiphoneになりました。
早速バッテリー劣化計測アプリでバッテリー寿命を測定したところ、劣化無しのバッテリー寿命100%フルと表示されました。
たった10分の作業でバッテリー能力が新品になったので、ちょっと感動してしまいました。
このお店の方曰く、バッテリーを交換したばっかりの最初の時期は、いきなり100%にフル充電するのではなく、またゼロ%までバッテリーを使い切るのではなく、残り10%程度になるまで使って、そこからフル充電してくださいとのことでした。
詳細な理由は分かりませんでしたが、たしかにスマホのバッテリーの限らず、ノートPCのバッテリー寿命を延ばす方法としても、毎回ゼロまで使い切らないとか、フル充電は避けとかのノウハウもよく聞くでの、おそらくそれ系のことなのかなと。
平日の19時くらいだったのにも関わらず、別の男性のお客さんも修理に訪れておられて、その方も、修理があまりにも手際よく、安く対応してもらえたので、私と同様に感動しておられるようでした。
まとめ
iphoneのバッテリーの劣化が激しくなってきたら、非正規店でも格安で短時間で直してもらえるので、ドライブスルー感覚でバッテリー交換すればiphoneを長く利用できます。
ちなみに交換したバッテリーはAppleの正規品ではないので、最近サムソンのギャラクシーNOTEが爆発した、等のニュースがあるので、その辺に関しては自己責任でお願いします。