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シルクのパジャマを買ってみた。着心地や手入れ等の感想について

暑い季節は寝ている間についついパジャマを脱いで、気づけばパンツ一枚で寝ているということが多いという人もいるのではないでしょうか?
裸で寝ると一見涼しいように思いますが、実は肌が直接布団等の生地に触れることによって、生地が体温を吸収すて逆に暑苦しく感じたりしてしまいます。
また就寝中にかく汗等がそのままシーツ等にしみこむので、衛生面等においても裸で寝ることはできるだけ避けた方が好ましいです。

となると、できるだけ肌ざわりが良く涼しく感じるパジャマを選びたいところですが、ネット等の口コミでシルクのパジャマは夏は涼しく、冬は暖かいということを知り、シルクのパジャマを購入することにしました。

何故シルクのパジャマなのか

なんとなくシルクの事は知っているけど、ではなぜシルクのパジャマが良いかを知っている人は意外と少ないのではないでしょうか?
高いお金を出してまでしてシルクのパジャマを購入することの意味を解説していきます。

肌ざわりが心地良い

やはりシルクと言えば、その肌ざわりではないでしょうか。
特に直接肌に着るパジャマの場合は、その肌ざわりの良さを非常に実感できると思います。

夏の暑い季節等では就寝中に何度も寝返りを打ったりして体を動かすことが多いですが、この際にシルクであれば、パジャマと布団生地の摩擦を小さくすることができるので、摩擦ストレスを最小限にして寝返り等をうつことができます。

寝返りの時にパジャマと布団生地の摩擦が大きくなると、スムーズに寝返りが打てなくて目が覚めたり、パジャマと布団生地がこすれて、パジャマがズレてお腹が出る等、睡眠の質を低下させることにつながります。

そのような意味でも、肌ざわりが良いシルクのパジャマは、単なる肌ざわりの良さだけでなく、睡眠の質を高めてくれる効果があります。

シルクのパジャマは美容面でも機能性も高い

もしパジャマを着て寝ているだけで、お肌によい等の効果があればうれしいですよね。

人間は毎日数時間も寝るので、この寝ている時間に美容的な効果があればとてもありがたいことです。

シルクは多くのアミノ酸を含んでおり、また天然の素材なので非常に肌に優しいと言われています。

このシルクに含まれるアミノ酸の成分に、保湿性を高めてくれる「セリシン」というものがあります。このセリシン効果により、就寝中においてもシルクによって保湿性を保つことにより、肌に良い効果を与えるといわれています。

夏はすずしく、冬は暖かい

シルクはその天然素材故に、吸湿性と放湿性が非常に高く、就寝中の体温を適度にコントロールしてくれます。

そのため、暑い夏の季節には涼しく感じ、また冬の寒い季節には生地の厚みの割は暖かく包み込んでくれます。

シルクのパジャマは良いことづくめ

もうここまで良いことづくめのシルクであれば、毎晩の睡眠の質を少しでも高める為に、多少高くてもシルクのパジャマを着た方が絶対良いということは理解してもらえると思います。

シルクのパジャマで気を付ける点

私も実際にシルクのパジャマを購入して毎晩使っています。

「リリーシルク」という海外ブランドのパジャマを購入しました。
楽天やアマゾン等でも普通に販売されています。

そこで、これまでシルクのパジャマを利用してきた中で感じたことや気を付けたいことをいくつか述べていきたいと思います。

手入れは若干面倒

シルクは天然素材でもあり、丁寧に扱わないと傷むことがあります。

特に洗濯は他の洗濯物と一緒に洗濯機に放りこんで洗うことは避けましょう。

私は毎回手洗いをしています。

どうしても手洗いが面倒な時は、洗濯ネットに入れて、洗濯機のソフトモードで洗濯しています。

ボタン等には注意

生地の肌ざわりが良く非常に着心地が良いため、逆にボタン等が粗悪な物であった場合、非常にその部分が気になってしまいます。

私の購入したリリーシルクのパジャマは、ボタンに厚みがある為、例えばうつ伏せで寝た場合、このボタンの厚みが、逆にシルクのなめらかな肌ざわりを通して、ダイレクトに肌に伝わってきます。
場合によってはちょっと痛みを感じるくらいに。

せっかくシルクのパジャマだとスムーズに寝返りが打てて、睡眠を阻害しなとしても、寝返りを打って、うつぶせ寝になった時に、ボタンの痛みで目を覚ますようでは意味がありません。

なので、できるだけボタン等は厚みがなく目立たない、もしくはボタンが無いタイプのシルクのパジャマがおススメです。

パジャマのシルク生地の匁を決める

シルクの品質や風合いを検討する際に基準となるのが、匁(もんめ)です。

匁とは尺貫法における重さの単位で、一匁は一貫の千分の一になり、約3.75グラムになります。

シルクにおける匁とは、約93cm四方の大きさのシルク生地の重さになります。
93cm四方とは、93cm×93cmの面積のことです。

この匁の数値が大きいほど、シルクの密度が高く、目が細かくて厚みがあり、しっとりした肌ざわりのシルク生地になります。

おおよその基準になりますが、

  • 16匁以下:非常に柔らかく軽い。
  • 19匁:軽くて柔らかい肌ざわり
  • 22匁:目が細かく、しっとりとした肌ざわりと重み。
  • 25匁以上:密度がかなり高く高級感が漂う。

のような感じになります。
直接肌に着るパジャマの場合は、22匁くらいの物が好ましいと言われています。

シルクのパジャマの買い方

シルクのパジャマは高い買い物になるので、できれば実際に手にとって確認してからの購入がおススメです。

匁等の厚みや肌ざわり等は、実際に手に取ってみないと分かりません。

ただネット通販の場合はどうしても手にとって確認することができないので、その場合は実際にシルクのパジャマを販売している百貨店等で、まったく同じ商品でなくても、同じ匁数のパジャマを確認するだけでも、肌ざわり等の感触はだいたい確認することができるので、失敗したくない人は店頭で手に取って確認してみてはいかがでしょうか。

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