皆さんクレジットカードは使っていますか?私は超ヘビーなクレカユーザーです。だってクレジットカードを使わない理由が全くないからです。いまだに現金主義でクレジットカードを使わないという人は多いですが、
- キャッシュレスで現金を持ち歩く必要が無い。
- 現金のように定期的に銀行ATMで現金を引き下ろす必要がない。
- ATM引き下ろしには手数料が数百円かかり年間だと馬鹿にならない額。
- レジ等での支払いも、現金支払いよりも早くて簡単。
- クレカ払いだとポイントがたまってお得。
こんなにたくさん現金払いよりも明確なメリットがあるのに、いまだに現金主義の人が多いんですよね。その辺は理解できないのですが、今後ますますクレカをはじめとした電子マネーは拡大の一途をたどるでしょう。
そんなクレカヘビーユーザーの私が今現在メインカードとして利用しているのがライフカードです。
ライフカードのメリットと言えば
- 誕生日月はポイント5倍
- プレミアムステージ(年間150万円以上利用)では還元率1%
- 貯めたポイントはJCB商品券等の金券に交換できる。
簡潔に言い表すと、ライフカードのメリットはこの3つに尽きると思います。
私はライフカードをメインのカードとして、年間350万円以上をライフカードで支払っているので、誕生日月5倍、プレミアムステージで還元率1%、JCB旅行券への変更、この3つが非常に魅力的でライフカードを徹底的に利用してきました。
ライフカードの還元率
ライフカードは、
- 通常ステージ:還元率0.5%
1,000円利用でライフポイントが1ポイント付与されます。
1ポイントは5円なので、5円÷1,000円で、還元率0.5%になります。 - プレミアムステージ:還元率1%
年間150万円以上利用の人は翌年からプレミアムステージになり、還元率が2倍の1%になります。
1,000円利用でライフポイントが2ポイント付与されます。
1ポイントは5円なので、2ポイントでは10円になり、10円÷1,000円=還元率は1%になります。
還元率1%で貯めたポイントをJCBギフトカードに交換する
ライフカードのメリットと言えば、誕生日月5倍がやたらと有名ですが、私個人としてはポイントでJCBギフトカードに変えることができるのがとても魅力的です。他のクレジットカードのポイントでは、金券等に変更できるサービスはなかなかありません。ライフカードの場合は、JCBギフトカードを多くのポイントで一気に交換すれば特になります。ライフカードでは以下のJCBギフトカードへの変更が提供されています。
- JCBギフトカード10,000円分:1,800ポイント
- JCBギフトカード50,000円分:8,800ポイント
- JCBギフトカード100,000円分:15000ポイント
このような返還テーブルのレートとなっているので、できるだけポイントを貯めて10万円分のギフトカードと変更した方が得です。ではプレミアムステージの還元率1%で上記のそれぞれのギフトカードに交換した場合の還元率はいくらになるでしょう?
JCBの10万円分商品券を狙うなら、年間150万円以上利用のプレミアムステージである必要があると思います。
ではプレミアムステージで還元率1%と過程してJCBのギフト券に交換した場合の還元率を計算してみましょう。
JCBギフトカード10,000円分:1,800ポイント
1,800ポイントを稼ぐには900,000円分の利用が必要になります。
10,000円÷900,000円=0.01111%
よって還元率1.111%になります。
JCBギフトカード50,000円分:8,800ポイント
8,800ポイントを稼ぐには4,400,000円分の利用が必要になります。
50,000円÷4,400,000円=0.01136
よって還元率は1.136%になります。
JCBギフトカード100,000円分:15000ポイント
15,000ポイントを稼ぐ為には7,500,000円分の利用が必要になります。
100,000円÷7,500,000円=0.01333
よって還元率1.333%になります。
上記の通り、ライフカードでポイントを使うなら、断然JCB商品券10万円分です。10万円分のJCBギフト券と交換すれば還元率はなんと1.33%にもなります。この計算には誕生日月利用分の5倍(還元率2.5%)はカウントしていないので、実際には1.33%よりももう少し高くなります。
誕生日月5倍(還元率2.5%)を徹底活用すればすごいことに
例えば10月が誕生日の人は、その誕生日の10月に300万円の買い物をしたとします。
- 通常は1,000円利用で1ポイント
- 誕生日月はポイント5倍で、1,000円利用で5ポイント
- 誕生日月の10月に300万円利用したら15,000ポイント
- 15,000ポイントで100,000円分のJCBギフトカードに交換
- 100,000÷3,000,000=0.3333
よって還元率は脅威の3.333%にもなります。
一か月に300万円も買い物をしない、という意見があるかもしれませんが、結婚式なら400万円くらいかかるし、もし新車の自動車を買うなら300万円くらいはします。
ただしほとんどの人にクレジットカードの与信枠が300万円も無いと思いますが、通常はクレジットカード会社に電話をして結婚式や自動車購入等の特別な事情を説明して、支払い能力を示す為の銀行口座のコピー等をFAXなどで送付すれば、たいていは一時だけ与信枠を外してくれるので、一か月に300万円のクレジットカード払いも可能です。
ただしライフカードの場合は、誕生日月にこの与信枠外しを依頼したら、断られるかもしれませんね。私は試したことが無いですが。
史上まれにみるライフカードの改悪
そんなこんなな、非常にお得なライフカードなのですが、2017年7月から大幅にポイント付与条件等が変わります。今回の改変は非常に大きな改悪内容となっております。
- 誕生日月はポイント5倍が3倍に変更。
- ETC利用ではポイント付与無し。
- 楽天Edy、nanacoへのチャージでポイント付与終了。
- JCBギフトカードの10,000円分/50,000円分/100,000円分は廃止となり、1,000ポイントで5,000円分のみ。
ほかにもいくつかの変更があるのですが、大きな物ではこのあたりでしょうか。なかでも痛いのがJCBギフトカードへの変更が、1,000ポイントで5,000円分へと交換のみになってしまいました。
JCBギフトカード5,000円分:1,000ポイント
1,000ポイントを稼ぐ為には500,000円分の利用が必要になります。
5,000円÷500,000円=0.01
よって還元率1%になります。
つまりポイントを纏めて一気にJCBギフトカードに交換すれば、最大で還元率が1.33%にまで上がったのが、今回の改悪で1%にしかならなくなってしまいました。
もうここまで改悪となれば、ライフカードを利用する意味はないですね。
私はかれこれ7年ほどライフカードを利用してきて、毎年350万円以上は利用してきたのですが、さすがに今回の改悪で退会することを決めました。
他の高還元率なカードもここ最近、軒並み改悪を発表していますが、どのようなカードに変更して、どのようなカード利用プランとするかは、じっくりと考えていきたいと思います。