アルコールが入ると、どうしても気持ちが大きくなって正常な判断力が鈍り、普段なら起こさないような様々な種類の失敗を起こしてしまうことがあります。
お酒を飲んだ翌日にはとても憂鬱な気分になって、もう二度とお酒なんて飲まない!と思う人も多いかと思います。
でも結局また時間がたったらそんな時の気持ちも忘れてお酒を飲んでは同じような失敗を繰り返してしまうんですよね。
そうならない為にも、良くありがちなお酒の失敗をしっかりと肝に銘じて、それに対しての対策を意識するだけでも全然違います。
今回は、皆さんも体験しているであろうよくあるお酒の失敗で打線を組んでみました。
1番/中:紛失
以外と多いのが物の紛失です。よくなくす物は、
財布、時計、メガネ、スマホ、かばん、ハンカチ
あたりあではないでしょうか。
財布は会計の時にお金を支払うので、お店に忘れたりの紛失は少ないですが、帰路の途中やタクシーの中で落としたりは多いかと思います。
かばんなんてもし落としてなくしてしまったりして、その中に会社のノートパソコン等が入っていたらもう大変です。
防止策
- 財布等は肌身離さず所持して、飲食店等でテーブルの上等に置かないようにする。
- タクシーに乗る時は、降車時に必ずシートの上を確認する。
- メガネや時計等は外さない。
- 電車の網棚にかばんは置かない。
- 会社のノートPC等は会社から持ち出さない。
2番/二:ケガ
お酒を飲んで二日酔い等は良くある話ですが、ケガ等の外傷となるとまた大変です。
ただお酒を飲むと判断力が鈍るのと、足元がおぼつかなくなりケガをすることもあります。
私も以前テキーラでかなり酔っぱらった時は膝に来て、うまく階段の上り下りができないくらい足元がおぼつかなくなりました。
お酒での酔いすぎによるケガはやはり転倒によるケガが多いのではないでしょうか。
防止策
- テキーラ等の足に来る強いお酒は控える。
- 歩いて帰れない程に酔った場合は、無理をせずその場で酔いがさめるまで待つ。
- お酒が入っている時は、階段は利用しない。
- どうしても階段を利用するときは、手すりにつかまる。
3番/遊:二日酔い
これは誰もが何度も繰り返し経験してきた失敗ではないでしょうか。
ひどい二日酔いになると、翌日は終日仕事も手につかないくらい気分が悪くなり、翌日の午前中はトイレにこもりっきりって人もいるかと思います。
また金曜の夜に飲んだ場合は、大切な週末が二日とも二日酔いでつぶれてしまったりしたら、本当にもったいないです。
防止策
- 飲む前にヘパリーゼ等を飲む。
- お酒の種類や飲むスピード等、お酒の飲み方に配慮する。
- 過去の失敗や辛い思いを忘れないようにして、お酒の席に挑む。
4番/左:人前で嘔吐
これはもう本当に辛い物です。
特に若い頃等、お酒の経験があまりなくて、お酒の飲み方や自身のお酒に対する耐性等が分かっていない段階でお酒を飲むと、往々にしてこのような失敗を犯してしまいます。
私の友人も社会人になりたてのころ、新入社員1年目の社員旅行の場で、好意を寄せていた女の子とのお酒がはずみ、ついつい楽しくなって気分よく飲んでいたら、急にその子の前で豪快に嘔吐してしまい、そこから記憶がなくなって、気づけば翌日ホテルの部屋で寝ていた、ということがあったようです。
その吐しゃ物を、その女の子が掃除してくれたようで、でもその後その子とは気まずくなり、本人も相当落ち込んでいました。
嘔吐すると、本人が辛いのはもちろんですが、周りの人にもとても迷惑をかけるので、絶対にこれだけは避けたいですよね。
お酒で気分が悪くなって吐くくらいはいいんです。人前で吐くことだけは絶対に避けましょう。
防止策
- すきっぱらに大量に飲まない。
- お酒の種類やスピード、複数種のお酒を飲まない等の飲み方に配慮。
- 体調の悪い時はとにかく飲まない。
- お酒の席で、少しでも気分が悪いなと感じたら、すぐに席を離れてトイレや外に出る。
- 吐き気を我慢せずに、トイレ等で吐いてしまう
5番/一:失言
これも多いですよね。なんであんな事言ってしまったんだろう?なんであんなことしてしまったんだろう。
お酒を飲んだ翌日に、薄れている記憶を少しずつたどっていくと、あー、しまった。。。等のような記憶がどんどんよみがえってきます。
本当に言ってはいけない失言をしてしまった場合は取返しがつかないような事にもなりえますが、たいていは酒の席なので、相手も酔っ払っているし、そこまで事細かにみんな覚えていないので、さほど気にすることでもありません。
ただし、場合によってはハラスメントにあたる場合等もあるので、気を付けましょう。
防止策
- その飲み会の参加する人等を事前にしっかり把握しておく。
- 過去の失言における失敗等を思い出し、繰り返さないように肝に命じる。
- 大きな声でしゃべらない。お酒が入るとついつい声がでかくなりますが。
6番/三:スマホの落下
私もこれは過去に数回あります。ipadとiphoneそれぞれ1回ずつ落として割ってしまいました。
よくあるのは駅のホーム等で電車を待っている時に、ポケットからスマホを取り出そうとして手元がくるって落として割る、というのが多いのではないでしょうか。
さすがに酔っ払っている時に歩きスマホで駅の階段を上り降りしたりホームを歩いたりすることはないと思いますが、電車を待っている時等はついつい気が緩んでしまいます。とにかく酔っ払っていると手先の感覚も鈍ってしまいます。
防止策
- お酒が入ったらスマホはいじらない。
- 飲み会の帰り道等は、スマホはかばんに入れておく。
- 落としても大丈夫なようにスマホカバーをつけておく。
7番/捕:家族への迷惑
一人暮らしなら特に気にすることもないですが、結婚して家族ができると、酔っ払ったまま自宅に帰ると、家族に迷惑をかけます。
昔よくドラマでべろべろに酔っ払ったサラリーマンが玄関で、
「おーい!かえったぞー」
とか叫んでいるこんなシーンを見かけましたが、自分がもうそんな歳になったのかと思うと感慨深いものです。
べろべろに酔っ払って、そのままお風呂にも入らずに布団等に入ったら、小さいお子さんがいる家庭では非常に不衛生ですよね。
防止策
- 深酔いした場合は、その外で酔いを醒ましてから帰宅する。
- 酔いがひどい場合は、その日は寝室等では寝ずに、リビング等の別の場所で寝る。
- 事前に家族に「今夜は飲み会だから少し遅くなる」等の事前共有をする。
8番/右:終電逃す
最近は終電間際まで飲むこともあまりなくなりましたが、若い頃は終電等を気にせずに結構飲んでいました。
終電を逃したとしても、タクシーで帰れる範囲だったので、さほど気にはしていませんでしたが、やはりタクシーで1万円以上もかかるような距離に住んでいる場合は、終電を逃すことは非常にきついですよね。
防止策
- 二次会等はできるだけ参加せずに1次会で速やかに切り上げる。
- 終電を逃したら、素直にあきらめてマンガ喫茶等で泊まる。
- 終電に間に合う時間をスマホでタイマー設定して、アラームが鳴るようにしておく。
9番/投:散財
家族をもって家計のやりくりをしっかりしないといけなくなってくると、お酒の席での散財は本当に翌日ひどく後悔します。
お酒の席での料金でも5000円くらい必要になるのに、その後2次会、3次会と続くと、気づけば数万円を一夜で使ってしまうこともあります。
さらに気分が良くなって、女の子がいるお店なんかに行ってしまったら、またそこで水割り等を気分よく飲んで、あっという間に数万円の散財です。
防止策
- 行こうかなー、と少しでも迷ったら、かならず迷わずに帰路につく。想いを断ち切る。
- 行きたいなーと迷ったら、酔っ払っていない友達等に連絡して、正常な判断を促してもらう。
- 過去の散財による失敗を思い出す。
- ここで数万円も使うなら、欲しかったあれが買えるのに、と考える。
- クレジットカードを持ち歩かない。
まとめ
上記のいずれも、そんなことみんな分かっているんだけど、アルコールが入るとどうしても、ってことばかりですが、無防備にお酒を飲みまくるよりは、少し上記の事等を意識するだけでも、失敗の確率はかなり減るはずです。
私も実際にこうして文章にして整理したりすることによって、以前よりはお酒の失敗がかなり減るようになりました。