20代等の若い頃は何もきにせず、その場の雰囲気で好きなだけお酒を飲んでいました。
ただ歳をとってくると酒に弱くなったり、二日酔いになりやすくなったり、アルコールとの付き合い方も年相応にしていかないと場合によっては失敗してしまうこともあります。
そんな人の為に、私が実践しているお酒で失敗しないためのノウハウを共有したいと思います。
どのような飲み会なのかを事前にしっかり確認しておく
まずはそのお酒の席がどのような環境でおこなわれるのか、事前にしっかり確認して頭に叩き込んでおきましょう。例えば、
- 気のおける親しい友達との飲み会なのか?
- 会社等のオフィシャルな場での飲み会なのか?
- 面識のない人も同席する飲み会なのか?
- 参加する人の人数や、性別、年齢。
- どのようなお店で、どんなお酒がでてくるのか?
最低限これらは事前に把握してお酒の席に向かうようにしましょう。
その上で、絶対やったり言ったりしてはいけないこと等を頭の中に整理してしっかり心に留めるようにしておきましょう。
最近は何かとハラスメントに敏感な時代になりました。私が社会人になりたての頃はそこまでハラスメント等はうるさく言われていませんでしたが、最近では「あの部署の部長がお酒の席でハラスメントして懲戒処分を受けた」等の話をちらほら耳にするようになりました。
もはやハラスメントは他人事ではありません。
例えば最近では電車の中での痴漢行為で、冤罪か否か等の議論が注目されており、そのような疑いを受けない為にも、女性の多い車両には乗らない、混雑時には両手を上げてつり革をつかむようにする、等の提言がありますが、飲みの席でアルコールが入った状態では、まともな判断はほぼ不可能です。
そういう意味でも「今日は取引先の面識のない異性の方も複数来られるな」等が分かっていれば、どういうことを最低限意識しないといけないかを頭の中に整理してお酒の場に挑む事ができます。
ヘパリーゼは必須
私は必ずヘパリーゼをお酒の前に飲むようにしています。これを飲むだけで、悪酔いする可能性をかなり抑えることができます。
飲みすぎはたいてい、酔っ払うことにより判断力が鈍ってお酒の量や飲むペース等をコントロールできなくなることによるものなので、酔っ払いすぎないようにしっかりコントロールするという意味でもこのヘパリーゼは大変重宝しています。
ただ、いざ飲み会の会場に近づいた時に、あヘパリーゼ持ってない!近くにコンビニもないし、みたいなことは多いです。
そういう時の為に、タブレットのヘパリーゼがあることをご存知ですか?これなら常に鞄の中に入れておくだけで、いつでもどこでもお酒の前に飲むことができて便利です。
チェイサーを利用
悪酔いしないためには、とにかくお酒の飲むペースをコントロールして量を適切にすることです。
このペースをコントロールできなくなると、大量のアルコールを短時間に飲んでしまい、一気に酔っ払ってしまい、あとは悪循環です。
ただ、どうしても口さみしい時等は、ついついお酒に手を伸ばしてしまうので、そんな時の為にお酒を一緒に飲むチェイサーを必ず用意しましょう。
例えばビールであっても、ビールを一口飲んではその後に水を飲む、これをできるだけ繰り返して行うだけで、アルコールを飲む量をコントロールできるので、これは結果的にアルコール摂取のスピードをうまくコントロールできていることになります。
よく市販のペットボトルの水をお店に持ち込んでチェイサー替わりにしようとする人がいますが、これは水とは言え、飲食店にお店以外の飲食物を持ち込んでいることになるので、お店によっては嫌がられるので、チェイサーはお店に頼んで、お店の水を飲むようにしましょう。
多種多様なお酒を飲まない
まずはたいていの人はビール。数杯ビールを飲んで、気分が良くなってきたら、チューハイ等にして、焼酎、日本酒、ウィスキー、ワイン等、様々な物を頼んでしまいがちです。
この様々な種類のお酒を飲み始めると、ペースを思いっきり乱して酔いもまわっていることもありコントロールできなくなってしまいます。
例えばビールを飲んでいたペースで焼酎を飲み始めたり、そのペースで日本酒等を飲んだりすると、お酒の特性の違いもあり一気に酔いが回ってしまいます。
そうならない為にも1種類のお酒しか飲まないというのがベストですが、多くても2種類、しっかりお酒毎のペースや飲み方をコントロールできるなら、3種類までくらいを意識しましょう。
過去のお酒の失敗を忘れない
お酒を一滴も飲まない人でないかぎり、どんな人でも一度はお酒による失敗を経験したことがあると思います。
私は数えきれないほどの失敗をして、かなりへこんだこともありました。
- あー、あんなこと言わなければよかった。。。
- あんなことやらなければよかった。。。
- 飲みすぎて、みんなの前で吐いちゃった。。。。。
- 翌日、超気持ち悪くて、まったく仕事にならない。
- 翌日が土日の場合は、貴重な週末がほぼ気持ち悪く寝たっきりで終わってしまう。
- 二件目やちょっと楽しいお店に行って散財してしまった。
- ケガした
- 落とし物や忘れ物で大切な物をうしなった。
- スマホ落として画面が割れた。。
等、本当に様々な失敗があると思います。
その時は「もう二度とお酒なんか飲まない!」と強く思うのですが、次第にそんな気持ちも薄れ、時間がたつとまた何の反省もせずに同じ失敗を繰り返して、ひどく後悔する、こんなことをくりかえしてしまいます。
まあそれが人間というものなのですが、あのお酒を飲んだ翌日のすごい後悔をしっかり思い出せるのなら、それだけでも何等かのお酒による失敗の抑止にはなると思います。
なくしてはいけない物はお酒の席にもっていかない
アルコルが入ると正常な判断力が薄れて、忘れ物をしがちです。よくあるのは、
- スマホ
- かばん
- メガネ
- 時計
- 財布
このあたりでしょうか。
かばんの中に会社のノートPC等が入っていたら、もうそれは大変な事で、懲戒処分もありえます。
とにかくお酒で失敗の多い人は、酒席には貴重な物は持っていかないようにしましょう。
さすがにスマホを持っていかないわけにはいきませんが、もしスマホもなくしてしまうとどうしようもないことになるので、例えばiphoneであれば、
- パスコードロックをかけておく。
- パスコードロックのかかる時間を短くしておく。
- iphoneを探す機能をONにしておく。
等をやっておくだけでも、後々の展開に大差が出てきます。
私も過去にパスコードロックもかけていないiphoneを飲みの帰り道で落としてしまって紛失し大変な思いをしました。
あと以外とありがちなのが腕時計。安い時計ならいいですが、高級時計等をなくしてしまったら大変です。
基本的に腕時計はお酒飲む飲まないに関係なく自宅から出たら、帰宅するまでの間は腕からは絶対外さない、というルールの徹底が必要ですが、お酒の席でついつい腕時計をはずしてしまったりしたら、それは大変です。普段から腕時計は外では外さないクセづけをしておきましょう。
少しでも異変を感じたら席をはずす
人にもよりますが、徐々に気分が悪くなる人、急に気分が悪くなる人、など体質やその日の体調によっても様々ですが、ちょっと気分が悪いな?と少しでもそう感じたら、いったん席を外して、トイレ等、人気のいないところに移動しましょう。
急に吐き気が高まる場合もあるので、そうなったときにはもう手遅れで、もしみんなの前で吐いたりしたら、翌日会社に行くことは相当辛いことになります。
そうならない為にも体調の変化には普段よりも気にかけるようにしましょう。
経験から学習した想定できることをしっかり頭に刷り込んでおくことが大切
いずれも当たり前の事で、そんなこと知っているわ!って人も多いと思いますが、これらの誰でも知っていることをしっかり意識してお酒と付き合うだけで、お酒の場が大失敗になるのか、楽しい場になるのかは大違いなので、私はこれらを心がけるようになってから、お酒の場での大失敗は
かなり減るようになりました。