カテキンは歯周病予防に効く?ペットボトルお茶の含有量を調べてみた

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最近なにかとテレビCMでも「予防歯科」という言葉を目にしたり耳にすることが多くなってきましたよね。私も気づいた時にはまさに歯周病が進行してしまっていて、歯周病治療をすることになってしまいました。
もしその時に気づかずにそのまま放置していたら、60歳くらいでかなりの歯が抜け落ちることになっていたと思います。今から頑張って、老後に何本の歯を残すことができるかは、これからの自身の頑張り次第です。

そんな事を考えていた時に、では昔の人ってどうしていたんだろう?ってのが気になりました。ネアンデルタール人にも歯周病があったというニュースが先日のニュースでも報じられていましたが、ネアンデルタール人までもさかのぼらなくても、江戸時代とか、歯ブラシは歯磨き粉等もなく、もちろん予防歯科という考え方や、それを実践する術もなかった頃に、どのようにしていたのか?
昔の人は歳をとったら歯はすべて抜け落ちていたのか、等が気になり調べてみたところ、緑茶に含まれるカテキン成分が、歯周病予防に効果があるということを知りました。
緑茶に含まれるカテキンに抗炎症作用があり、またフッ素も含まれることから虫歯予防にも効果的だそうです。「抗炎症」「フッ素」と聞くだけで、口腔ケアマニアの方からしたら、歯周病に良さそうということはすぐに分かりますよね。
日本人は昔からお茶を飲んできたので、それが知らずの内に口腔内をケアするための効果を発揮していたというところでしょうか。

毎日の飲み物をお茶にする

多くのサラリーマンのみなさんは、毎日何等かのペットボトルの飲み物を購入して飲んでいると思います。私もそうです。一日に2本は買います。夕方時とか疲れて気分的にすっきりしたいとき等はコーラを飲んだりもしていたのですが、このニュースを
知ってからは、ほぼ緑茶を飲むことにしました。
では気になるのが、少しでも多くのカテキンが含まれたお茶を飲みたいですよね。

お茶の種類別カテキン含有量

お茶にもたくさんの種類がありますが、どのような種類のお茶にカテキンが多いかを調べてみました。

  • 煎茶:13%
  • 番茶:10%
  • 玉露:9%
  • ほうじ茶:2%
  • 紅茶:2%

これは乾燥した茶葉に含まれているカテキンの割合です。普段何気なく呑んでいる緑茶も、このようなデータを見れば、これにしよう!等の選択の一助になりそうですよね。

ペットボトル入りお茶のカテキン含有量

では次に、500mlペットボトル等で市販されているお茶のカテキン含有量を比較したいと思います。ペットボトルでも、500mlの物もあれば350mlの物もあるので、比較しやすいように100mlあたりに含まれるカテキンの含有量を調べてみました。

  • ヘルシア緑茶:154mg
  • ヘルシア五穀めぐみ茶:108mg
  • お~いお茶濃い味:80mg
  • 伊右衛門濃いめ:72mg
  • 生茶:49mg
  • 伊右衛門特茶:46mg
  • お~いお茶:36mg
  • 伊右衛門:36mg

※ちなみにヘルシアウォーター/スパークリングもヘルシア緑茶同様のカテキン含有量となっています。

カテキンは1日1gまで

口腔内ケアに良いカテキンですが、カテキンの過剰摂取は良くないとされております。所説あるのですが、一つの目安としては、一日1gまでとされています。上記の含有量を元に計算すると、ヘルシア緑茶は350ml入りペットボトルで販売されているので、ヘルシア緑茶1本で540mgのカテキン含有量となります。これを一日に2本飲めば1gを超えてしまいますね。
他のお茶は2本くらいまでなら1g内におさまりそうです。

まとめ

歯周病予防の為にオフィスワーク中の飲料はペットボトル緑茶。
ただし、ヘルシアなら一日1本、その他のお茶なら一日2本まで。
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