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夏のエアコントラブル、喉がイガイガ痛い、エアコンから水漏れ等を解決!

昔はエアコンなんて使わなくても、扇風機やコタツ、ストーブ等でなんとかしのげたものですが、現在はもはやエアコンなしでは過ごすことができません。

私自身の時代背景からか、エアコンなんて使いすぎると体にもよくないし、電気代も高くつくし、ということでどちらかというとネガティブなイメージでした。

がしかし、現在では夏場の猛暑の時期等は、エアコンをうまく使わないと熱中症等になる危険性があるので、逆にしっかりエアコンを使いましょう、みたいな考え方になってきています。

私も一人暮らしで若かった頃は電気代ももったいないし、多少の暑さくらいは耐えられたので、あまりエアコンを使うことはありませんんでした。

しかし結婚して子供ができると、子供が熱中症になったらどうしよう?等が気になり、最近では真冬日や猛暑日等であればほぼ終日エアコンをつけっぱなしにしています。

そんな時に夏場のエアコン利用で初めて経験した事がいくつかありました。

何故か朝起きると喉がイガイガして痛い

エアコンを使うと空気が乾燥するので、夏/冬関係なく、喉を傷めやすくなります。

特に冬場等は空気が乾燥しているので、加湿器を併用して湿度を60%以上にするようにしています。

夏場はそもそもが湿度が高いということもあり、加湿器を使わなくても寝室の湿度が60%くらいになっているので、空気の乾燥による喉のイガイガは起こらないはずなのですが、最近なぜか朝起きると喉がイガイガしてしまいます。

一緒に寝ている息子もゴホゴホ咳をしたりしているので、なんらかの原因があるのではないかと気になり調べてみました。

エアコンは掃除をしないとカビやほこりだらけになる

ネットでいろいろ調べたところ、エアコンは掃除をしないと、すぐにエアコン内部がカビだらけになって、そのカビやほこりがエアコンから噴出されて喉を傷めるとのことです。

特に夏場は湿度が高いことから、エアコン内にカビが生えやすく、放置しておくとすぐにエアコン内がカビやほこりでいっぱいになります。

エアコンは1か月に1回程度の頻度での掃除が好ましいそうです。

でも、これまでそんな頻度でエアコンの掃除なんてしたことなくても、夏場に喉を傷めることはなかったのですが、やはり一晩中つけっぱなしで寝るようになってから喉が痛むようになりました。

エアコンによる喉の痛みは空気の乾燥だけと思って、常に湿度が低くならないように気をつけていたのですが、実は湿度だけではなくエアコン内に生えるカビも大きな原因の一つだったようです。

エアコン内を掃除してみる

早速エアコンの掃除をすることにしました。業者に頼めば確実にキレイにしてもらえるのですが、1万円以上もかかるうえに、あまり屋内に他人を入れたくないということもあり、自分で掃除することにしました。

養生テープでエアコン周辺を囲む

エアコンを掃除するときに、エアコンにスプレーを吹きかけるのですが、この液体が垂れてきて床等を汚さないように養生シートを周囲にはります。

養生シートとは、ゴミ袋のような素材のナイロン袋の片側にテープがついており、それを壁に貼るだけでエアコン周辺をビニールで覆う事ができます。

エアコンのパーツを分解

エアコン内部を掃除するにおいて、素人でできる範囲は限られています。ただ、それだけでも十分綺麗に掃除できます。私は今回、

  • エアコン本体を覆っているカバー
  • エアコンのカバーの下にあるフィルター
  • エアコンの風向きを調整するフィン2枚

を取り外して綺麗に洗いました。

この時に注意が必要なのが、本体カバーやフィルタはは簡単に取り外せるようになっているのですが、風向き調整フィンは取り外すのにちょっとしたコツが必要です。

エアコンの機種によっても異なると思うので、まずはどのような形状となっているかの取り付け部分を確認して丁寧にとりはずしましょう。

私は今回力をいれすぎたので、取り付け部分が折れてしまいました。

あと、このフィンなんですが、一度取り外すと、再度取り付ける時に、

  • 角度はどうだったっけな?
  • 上下はどっちだったっけな?
  • 左右はどっちだったっけな?
  • 2枚のフィンのどっちが上だったっけな?

等がわからなくなってしまいます。

そのような事を避ける為にも、とりはずす前にスマホのカメラでフィンの取り付け部分や全体像を撮影しておきましょう。

再度取り付け時にその写真を見て作業をすれば簡単です。

エアコンスプレーで掃除

パーツを取り外したら、次はエアコン内部に向かってエアコンスプレーを吹きかけて掃除します。

エアコンスプレーはホームセンター等に行けば1本500円程度で売っています。

一つのエアコンを掃除するのに、1本を使い切るくらいの量を使いましょう。

まず最初にフィルタで覆われていたアルミフィンの部分に、フィンにそってスプレーをかけていきます。

その次に、風が出てくる部分の奥に、円柱を横たえたファンがあると思うので、こちらにスプレーをしっかりかけていきます。

このファンにカビがたくさん生えていました。

エアコン掃除後のエアコン利用は要注意

エアコンの掃除が終わってある程度綺麗になったと思ったら、しばらくエアコン内部が乾燥するまでおいておくようにしましょう。

ただし、真夏日にエアコン掃除をした場合は、少しでも早くエアコンを稼働させたいとおもうこともあります。

そんな時、いきなりエアコンのスイッチを入れると、エアコン内部のファンが回転し始めて、スプレー噴射で濡れたファンから汚れを含んだ水滴等がエアコンの前方に飛び出してきます。

そうならないためにも、汚れたタオル等をエアコンの前にかざして、エアコンを稼働させましょう。

風量を強にして3分ほどエアコンを稼働させれば、ほぼファンの水滴は無くなります。

エアコンから水滴がこぼれてきた!

エアコンを綺麗に掃除したら、気持ちのせいか、エアコンから出てくる空気が綺麗なような気がしてきます。

また普段よりも冷たい空気が出てきているようにも感じます。そんな風にして、エアコン掃除してよかったなー、と思っていると、翌日エアコンからかなりの量の水滴がしたたってきました。

これは掃除によってエアコン内の汚れがエアコンの排水ホースに溜まってしまって、外に水を排出できなくなった結果、エアコンの前面からもれてきてしまっているようでした。

エアコンの排水ホースを掃除機で吸引

たいていの場合は、屋外の排水ホースの詰まりを綺麗にしてあげれば解決するのですが、場合によっては排水ホースのかなり奥の方でゴミ等が詰まっている場合があります。

そんな時には、排水ホースの口の方から掃除機で汚れを吸い出してあげましょう。

屋外に掃除機を持ち出すのが大変ですが、私の場合はたまたまダイソンのコードレスハンディークリーナーがあったので、そちらで対応できました。

ただし、この時掃除機からの吸引時においては、事前に排水ホースの中に水が残っていないかをしっかり確認するようにしましょう。

でないと、掃除機の中に水が入ってしまって、掃除機が壊れてしまう事があります。

夏のエアコントラブルまとめ

ここ最近の夏は、昔、自分が小さかった頃はこんなに暑かったっけ?と思うような暑さの毎日です。

そんな時にエアコンは欠かすことができず、本当に暑い時期等は場合によっては1週間ずっとエアコンを稼働させたままのような状況もあり得ます。

最近のエアコンは省エネ設計の物もあるので、28度くらいであればずっとつけっぱなしでもそこまで電気代が高くなることはないので、ついついエアコンをつけっぱなしにしてしまいがちです。

そんな時に気を付けないといけないのが、やはり使い過ぎによる体調への影響です。

就寝集に直接冷たい風を身体に当て続けて寝ると、非常に体に大きな負担を与えます。

また今回のように、ちゃんと掃除をしていないと、一晩中寝室の密室の中で大量に飛び回っているカビやほこりを吸い込みながら寝ていることになります。そうなると喉はすぐにイガイガになってしまいますよね。

そうならないためにも、毎月のエアコン掃除はしっかりとやるようにしたいものです。

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