40代に近づくと、若い頃には気にも留めなかった健康法等のネタに興味が沸いてきます。
ゴールデンウィークに実家に帰省したのですが、ご近所さんの高齢者の知り合いの方等と久しぶりに出会ったりすると、結構みなさん膝を悪くしていて、一人乗りの電動ゴルフカートみたいな4輪の小さな車に乗っておられる方を多く目にしました。
最近何かの記事で健康寿命を延ばすには、足腰の健康を保つ事が重要との記事を目にしましたが、私も久しぶりにジョギング等をすると膝が痛くなります。
なかなか毎日ジョギングはできないのですが、最近買い換えたスマホに万歩計アプリがプリインされていて、それをたまたま見たら、一日に7,000歩ほど歩いていることが分かりました。
この毎日のウォーキングも、健康の為に活用できないのかなと思い、調べてみました。
健康の為には一日に何歩歩く必要があるのか?
よく言われているのが、一日10,000歩です。万歩計で気づくまでは一日に10,000歩も歩くのは無理と思っていたのですが、意外と毎日7,000歩程度は歩いているので、もう少し頑張れば10,000歩は行けそうです。
そう考えると、都市部に住むほとんどのサラリーマンなら、会社の通勤と少しの工夫をすれば一日10,000歩は可能な歩数です。
都市部と地方では、一日の歩数が異なってくる
ただし地方の人は自動車での移動が多いと思うので、営業マンでもない限り一日10,000歩は厳しいかもしれません。
そのような方は、明らかに歩く時間を毎日別途設ける必要がありますね。
私の実家も地方なので、ほぼ自動車での移動になるので、逆にそのような環境の方々の方が、高齢になると足腰を痛められる方が多いのかもしれません。
一日10,000歩で何カロリー消費するのか?
一日に10,000歩歩くと、約300キロカロリーが消費されると言われています。
成人の場合、1週間に約2,000キロカロリー以上の消費が健康の為には好ましいと言われており、毎日10,000歩歩ければ、
300キロカロリー×7日=2,100キロカロリー
になり、健康基準の2,000キロカロリー/週をクリアできますね。消費カロリーの視点でも一日10,000歩は歩きたいところです。
ウォーキングで膝関節痛を予防できるのか?
私がウォーキングに興味を持ったきっかけは、カロリー消費よりもむしろ膝の関節痛予防/改善の為です。
少しジョギングしただけで膝が痛くなるので、これをなんとかできないのかと。
自宅ではスクワット等もやっていますが、毎日のウォーキングに膝の関節痛予防や改善の効果があればうれしいですよね。
ウォーキングと関節痛についてですが、ボストン大学の発表によると一日6,000歩毎日歩くだけでも、関節痛等の機能障害を将来的に軽減する効果があるという発表をしています。
加齢と共に膝関節が痛くなる理由は、膝の軟骨が歳をとると減少して膝関節部分が変形し、痛みを生じるようになります。
ひどい症状になると、立ち上がったりするだけでも痛みが出て、歩行も困難になります。
アメリカでは膝関節痛の症状を有している患者の8割が歩行に何等かの支障をきたしており、そのうちの11%の人が要介護の状態にあるとのことです。
このような事からも、毎日のウォーキングは老後の膝関節予防に備えて、若いうちから習慣づけしておきたいですよね。
万歩計アプリで毎日の歩数をチェック
昔はわざわざ万歩計を持ち歩いて、それで日々の歩数を計測していましたが、今はスマホ向けの万歩計アプリがたくさんあるので、それで十分です。
スマホは通勤時だけでなく、会社で勤務中にフロア移動したりするときも、常にポケットに入れて持ち歩いているので、本当の意味での一日の歩数を測る事ができます。
万歩計アプリはたくさんあるので、それぞれの利用シーンや使い勝手によって好きなアプリを使えばよいかと思いますが、
私は毎日歩こう歩数計Maipoを使っています。
万歩計アプリを選ぶ時は、毎日長期間継続して歩数を意識することができるか?そのようなUIやUXになっているだけでも全然違います。
ダッシュボードのように歩数をグラフ化したり、カレンダー上に歩数の履歴等を表示してくれるアプリは、とても継続のモチベーションを高めてくれます。
まとめ
毎日10,000歩歩けば、消費カロリーや膝関節痛予防の視点でも効果的。
ジョギングのハードル高い人は、毎日の通勤を少し工夫してウォーキングを有効活用したいところです。