X

インターネットショッピングの購入履歴を確認して賢い買い物を心がける方法

もはやインターネットショッピングは当たり前な時代になりました。EC(イーコマース)と言ったりもしますが、最近アメリカでは急激に小売りがオンラインにシフトしており、多くの店が閉店に追い込まれたり、リアルなショッピングモールに多数テナント出店していたブランド等が、続々と戦略の方針転換を迫られています。
最近だとアバクロが身売りに出されたというニュースが話題になっていましたよね。またあのスターバックスが運営するTEAVANAも、最近ショッピングモール等から撤退の動きを見せています。TEAVANAは2012年にスタバが買収した高級紅茶等を提供するお店ですが、ここ最近の急激なショッピングモールの不振影響をもろに食らって、これまでショッピングモール等への積極出店を進めてきたTEAVANAが戦略の方向転換を迫られています。

そこまでの影響を及ぼす小売りのパラダイムシフトが起こりつつあるのですが、インターネットショッピングは手軽に買える一方、ついついなんでも買ってしまいがちです。
本来ならお店に出向いて十分に吟味したり手にとったりして比較検討したうえで購入していたのが、インターネットショッピングでは自宅からボタンをクリックするだけで購入することができます。

その分やはり失敗等も多く、あれは買わなければよかった、これは買ってよかった等の差が激しいのもオンラインコマースの特徴ではないでしょうか?

今後よりインターネットショッピングの機会が増えていくにおいて、失敗しない買い物を心がけるにはどうしたらいいのか?私なりの方法を説明したいと思います。

購入したものを振り返ってみる。レビュー

これは一番重要且つ、インターネットショッピングに適した行為かと思います。これまでならリアルな店頭などで購入したものを記録したり、レシートを保存したりするしかなかったですが、そんなことをしている人はまれかと思います。

しかしインターネットショッピングでは、全ての購入履歴が購入したモール等のサービス上で確認することができます。
私は、楽天/アマゾン/ヨドバシの3つを使い分けています。この3つのサービスいずれにも、購入履歴を確認することができる機能があるので、これを1年に1度は確認するようにしています。

この一年間で何を買ったのか?どの買い物は成功だったのか?どの買い物は失敗だったのか?等を、実際の購入体験やその後の商品の使い心地等と照らし合わせてレビューすることができます。

なかにはなんでこんなもの買ってしまったんだろう?と思うものや、これは購入時にはさほど期待していなかったけど、実際に購入して大正解!みたいな物を振り返ると以外と面白い気づき等があります。

購入履歴とフリマサービスの連携

最近だとメルカリ等のフリマが非常に盛り上がっているので、楽天/アマゾン/ヨドバシ等のオンラインモールでの購入履歴を確認して、

「そういえばこれ昔買ったけど、まったく使っていないな?」

みたいな商品はそのままメルカリに出品したりすれば、不要な物は減らせるし、お金も入ってくるのですごく便利です。

アマゾン/楽天/ヨドバシ等が、メルカリと連携して、購入履歴のページからそのままメルカリにワンクリックで出品できるようになったら凄く便利かと思います。が、アマゾンも楽天も、中古品も取り扱っているので、なかなかそれは難しいんでしょうね。

このオンラインショッピングの購入履歴データって、実はかなり価値のある情報なのではないかと個人的には思っており、これらを活用した新たなサービスが出てくることに期待しています。皆さんなら、購入履歴データを活用してどんなことができればうれしいですか?
最近では、この購入履歴を残す事ができるのが便利で、実際に店頭で商品を手に取って確認したりしても、最後に購入はオンラインでしたい、というようなマインドがはたらきつつあります。

私なら、購入履歴のリスト上で、

  • 今ならこの商品はいくらで売れますよ!の相場価格表示と、中古品マーケットプレイスへのシームレスな出品。
  • 購入履歴データをマイニングして、そろそろこれを買い換えませんか?いつが買い時ですよの提案。

等があればうれしいでしょうか。

まだEコマースは始まったばかりですが、今後数十年経ったときに、数十年前に自身が購入していた購入履歴データを振り返ったりすると、なんか色んな感情が沸きあがってきそうですよね。
例えば今から20年前の私の購入履歴データが見れるのなら、いくらかお金を払ってでも見てみたいものです。

mrn: