格安SIMで月々の携帯料金を極限まで安くする方法

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最近LINEモバイルや楽天モバイル等、大手のIT企業もこぞってモバイルキャリア事業に取り組んでいます。
ドコモ/KDDI/ソフトバンクの大手3キャリアと異なって格安キャリアのメリットと言えば、手厚いサービスが無い代わりに、月々の支払料金が非常に安いというのがあります。
半額や場合によっては10,000円も安くなる場合もあります。
格安キャリアを利用する際にまずは検討することとして、利用するスマホ端末を自前で用意するのか、もしくはプランに込みで割賦で払うのか。自前で用意することができれば月々の支払料金は通信料だけになりかなり安くすることができます。

実際に月々の携帯料金はどれだけ安くなるのか?

サービスにもよりますが、通話無のデータSIMなら月額600円程度。
通話有のsimでも月額1200円程度まで安くできます。
月々1万円以上携帯料金を支払っている人も多いと思いますが、ここまで月額支払い料金を下げることができれば、10,000円近く安くすることができます。では自前で端末を手配するにはどのような手段があるのでしょうか?

これまで使っていたスマホ端末を利用する

モバイルナンバーポータビリティの出元と出先の組み合わせにもよりますが、そのままこれまで使っていたスマホを新しい格安キャリアで使うことも可能です。
例えば、LINEモバイルはドコモのMVNO網を利用しているので、ドコモの端末であればそのまま設定をするだけで利用できる端末がたくさんあります。もちろんiphoneも対応です。
ただしiphoneでも世代によってそのまま使えるものや一部機能が使えないもの等もあるので、乗り換え先のサービスのサイト等で確認しましょう。

一方ドコモと比較してKDDIやソフトバンクでは、そもそも端末のSIMロック解除ができなかったり、解除できるけど解除するには解除手数料を3,000円程度必要となる場合があります。
また例えばですが、2015年5月以降に発売された機種で、購入日より181日目以降から解除可能等の制約がある場合もあります。
ドコモと比較してKDDI/ソフトバンクは解除手数料や条件等が厳しいので、事前に調べるようにしましょう。

友達や親兄弟、知り合い等からスマホを手配する

最近はやたら頻繁にスマホを買い換えたりする人も多いので、以外と聞いてみたら、ちょっと古いけど、まだまだ使えるスマホを持っているという人は意外といます。
昔のガラケー時代なら、SIMロック解除等もほとんどなかったので、使い終わったスマホは廃棄したり、押し入れのどこかに眠ったままという場合も多かったですが、最近は3,4年前のスマホでも全然普通に使えます。周りの人に使っていないスマホない?ってきいてみるのもありかと思います。
私も以前会社の同僚から使っていないAndroidスマホをタダで譲ってもらい、それを3年間ほど使っていました。

大手家電量販店で新品のSIMフリー端末を購入する

ヤマダ電機やヨドバシカメラ、ビックカメラ等の大手家電量販店にはドコモ/KDDI/ソフトバンクの販売カウンターが併設されていますが、最近はそのエリアにSIMフリー端末も陳列されて販売されています。
安い物であれば2万円以内で購入できる端末もあるので、ここで一括購入してしまうのもありでしょう。

格安キャリアが一括購入で提供しているスマホ端末を購入する

LINEモバイルや楽天モバイルでは、回線契約だけではなく、スマホ端末も販売しています。
大手3キャリアほどの端末ラインナップがなかったり、iphoneの取り扱いが無かったりなどはしますが、Android端末であれば、数種類の中から一括でスマホ端末を購入することができます。

ヤフオクやメルカリで購入する

ヤフオクやメルカリでは非常に多くの中古スマホが出品されています。
二つのサービスを比較したところ、メルカリよりもヤフオクの方が圧倒的に出品されている数は多いですが、ヤフオクの場合は例えばブックオフ等の業者が販売しているものもあるので、直接個人ユーザーが出品しているスマホよりは割高感は否めません。
あとヤフオク、メルカリ等の個人から購入する場合は、瑕疵担保責任無のノークレームノーリターンを条件に販売している場合があります。
その時にもっとも気をつけないといけないのが、出品されている端末のほとんどはキャリアの割賦で購入されており、たいていは24か月でこの分割支払いが終了するのですが、料金滞納等の何らかの理由で、分割支払いが完了していない端末が出品されている場合があります。
そのような端末を赤ロムと言うのですが、そのような端末は、キャリアからの制御で端末自体が利用できないようにコントロールできるので、せっかくメルカリやヤフオクでスマホ端末を購入したとしても、実際はネットワークにつながらない等の場合があります。
出品情報に「残債ゼロ」との表記を見かけることが多いですが、これは割賦の支払を完了しており、キャリアに利用停止されることが無い、ということを説明しているのですが、実際に本当に残債ゼロなのかは、各キャリアが提供しているウェブサイト上でネットワーク利用制限の対象になっていないかを確認できるページがあります。
このページにスマホ端末の製造番号(IMEI)を入力することで確認できます。
出品者が商品詳細ページに、残債ゼロです。と記載していますが、購入者も本当に残債がゼロなのかは、直接これらのページで確認するようにしましょう。
出品者自体が製造番号を掲載せずに残債ゼロと記載していたり、そもそも残債等の事に触れていない商品は要注意です。

店頭の中古ショップで購入する

最近はGEOの多くの店舗で中古スマホを販売したり、ブックオフ、ソフマップ等の多くの店頭で中古スマホを扱うようになってきています。
店頭での購入は実際に手にとって確認でき、傷の程度や、電池の持ち等は直接店員さんに質問もできるので、ヤフオクやメルカリ等で購入するよりは安心感がありますが、やはりヤフオク、メルカリで購入するよりは割高になります。

格安simにはスマホ端末は割賦でなく自前での端末手配がおすすめ

格安SIMを利用するなら私はやはり一括で端末購入して月々の料金に端末料金が含まれないようにするのが好ましいと思います。端末割賦は結局ローンなので、ローンには金利が付きます。一括で購入するよりも総額では結局は高い金額を支払うことになります。

また一括購入していれば、今度は自身が端末を売りたい場合に、残債が残っているとかを気にすることなく、新しめの商品でも出品することができるので、その点でも自由度が高いです。
SIMロックフリーのiphoneは一括でしか購入することはできず、購入しようとすると10万円近い価格になりますが、Android端末であれば3万円もあればかなりの種類の中から好きなスマホを選ぶことができます。

どうしてもiphoneが使いたいという場合でも、中古のiphoneなら新品のsimフリーiphoneほど高い値段ではなく、ヤフオクでなら2世代前程度のiphoneが1万円程度で入手できます。

今回のエントリーでは格安simの通信回線品質や速度利用制限等については触れていないので、出先で3G回線で動画等を見まくる、等のユーザーは単純に格安SIMが良いとは言い切れませんが、サラリーマンやたいていのユーザーは、出先でのネット利用は、ウェブページの閲覧数ページとLINEを利用する程度で、スマホでじっくり動画を見たりするのは自宅がほとんどかと思います。自宅では自宅の固定回線からwifi接続をすれば問題ないですし、これまでのように、本当にそこまで3G回線でネットを利用するのか?を考えなおしてみれば、多くの人は格安SIMで全然大きな不満はないかと思われます。

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