Nexus5の電池の減りが激しくなり、満タン充電してもカメラを立ち上げたりすると、数分で電池切れとかになるので、最近Androidスマホを買い換えました。
早速新しいAndroidスマホでパシャパシャ写真を撮影してGooglePhotoにUPして一括管理をしていたら、いきなりGoogleMapアプリからの通知で、「***の施設について、これらの写真を投稿しませんか?」の連絡が来ました。
Googleのサービスは凄く便利なのですが、こういうのが嫌というか恐れていたことなんですよね。
勝手に端末の設定でGooglePhotoの写真がどこかに公開されていたり、Google+で誰もが見れるようになっていたり、今回のようにGoogleMapにUPしようとしたり。
今回GoogleがUPしろと言ってきた候補の写真は、特定の人物が思いっきり映っている写真なので、GoogleやFacebook、Apple等の顔認識機能等で個人を特定することができるので、絶対にUPしたくないのですが、なぜ特定の人物が大きく映っている写真を、特定の施設についての写真としてUPを促すのか。この辺の配慮をしっかりしてほしいところです。
GoogleMapに勝手に写真を投稿されて起こりえること
ひと昔前はスマホや携帯で撮影した写真にExif情報が付いていることを知らずにSNS等にUPして自宅の住所を特定された等の騒動があったかと思います。
そのような対策としては、写真に位置情報を付加しないように設定すればいいのですが、最近はGooglePhoto等を使っていると、写真に位置情報を付加しておくと、アシスタント機能が自動で旅行のアルバムを作ってくれたりするので、位置情報は付けるようにしている人が多いと思います。
位置情報を付けることは問題ないのですが、その位置情報が付いた写真を、パブリックな環境に絶対に公開しないようにしておく必要があります。
その一つが今回のGoogleMapの自動投稿です。
スマホで撮影した写真についている位置情報を見て、この写真をこの施設について投稿しませんか?と聞いてきます。間違ってOKにすると、写真が世界中の人に公開されてしまいます。
例えば、
- 東京タワーの展望台で自撮り。
- その自撮り写真に位置情報が付いている。
- GoogleMapが「東京タワーの情報としてこの写真を投稿しませんか?」みたいに聞いてくる。
- 自撮りした写真のGoogleMapへの投稿を間違って許可してしまう。
- GoogleMap上に、東京タワーで自撮りした写真が公開される。
- 他人や知り合いがFacebookやGoogle+等で今回自撮りした当人の写真等をUPしてタグ付していたら、特定されてしまう。
こんな感じです。怖いですよね。
そうならないために、GoogleMapの自動投稿機能はスマホを買い換えたり、アプリを入れなおしたり、アカウントを新規に作った場合等は必ずチェックするようにしましょう。
GoogleMapで写真を勝手に投稿されないようにする設定
機種変したタイミング等が一番危険です。下記の手順で必ず自動投稿されないように設定しましょう。
正確には勝手に自動投稿はされないのですが、勝手に「投稿しますか?」と聞いてきます。この質問と回答のインタラクションが非常に分かりずらいので、間違った操作をしてしまうと、結果的に投稿されてしまうので、この「投稿しますか?」の確認通知自体をOFFにしてしまいましょう。
- GoogleMapアプリを立ち上げる。
- 画面上部の検索窓左側にある「三」のボタン(通称ハンバーガーボタン)をクリック。
- 画面左からスライドしてくるメニューを下にスクロールして「設定」をクリック。
- 「通知」をクリック。
- 「自分の投稿」をクリック。
- 「写真の追加」をOFFに。
これで勝手に投稿しようとしてくる確認の通知が来ることはなくなります。
その他にも様々な通知機能のON/OFF設定ができますが、心配ならすべてをOFFにしておきましょう。
まとめ
・新規にGoogleMapアプリをインストール
・新たなGoogleアカウントを作成
等した場合は、必ずGoogleMapアプリの写真投稿通知機能をOFFに設定する。
Googleは非常に便利なんですが、こういうのが怖いので、全てをGoogleにお任せではなく、しっかりと機能やサービスを把握した上で使うようにしたいですよね。