以前こちらのブログでも、ヤフオクで落札したシャツが、実際に届いたら汗染みでシャツ全体が黄色くなっていたとお伝えしましたが、そのシャツを綺麗にすることができるのか、色々試してみました。
なんでそんな他人の汗染みで黄ばんだシャツなんかを着るのか?と思う人もいるかもしれませんが、そのシャツは私が好きなブランドのシャツで、デザインや色等もすごく気に入って、プロパーでならおそらく30,000円程度で販売されていた商品なのですが、ヤフオクではそれが1800円で落札することができました。
汗染み以外は特に問題なく、生地の擦り切れ等の摩耗感等もないので、問題は本当に汗染みだけだったからです。
酸素系漂白剤と重曹で首回りの黄ばみを落とす
まずは酸素系漂白剤と洗濯用重曹での黄ばみ落としに挑戦しました。
共にドン・キホーテの洗濯粉売り場等に普通に売っていました。
共に粉末だったので、同量の粉末を洗面器に出して、それを熱湯で混ぜました。
本当はここでペースト状になればよかったのですが、なかなかペースト状にはなりませんでした。
本来なら酸素系漂白剤は粉末タイプではなく、液状の物を選んだ方が良かったのかもしれません。
このお湯で溶いた物を、直接黄ばみが目立つ襟首周りに塗り込むように付着させていきました。
塗り終わったら、この部分をドライヤーで温風を当てていきます。
ドライヤーは、HOTを選択してじっくり温風を温めます。この時、強よりも弱の方が風力は弱いのですが、熱い温風を出すので、弱でやるのがおススメです。
私の場合は汗染みがすごかったので、10分ほどじっくりドライヤーで温風を当てていきました。
この時、エリの部分を裏返して、裏側からもドライヤーの温風を当てていきます。
その後、洗面器に熱湯を入れて、襟首に酸素系漂白剤と重曹で溶いた物を付着させたままシャツを洗面器の熱湯の中に浸けます。
この状態で1時間程放置しておいて、その後洗濯機に入れて洗浄しました。
その結果、完全には落とすことができませんでしたが、かなり黄ばみは目立たなくなるくらいにまで汗染みを落とす事ができました。
その後、同様の工程をもう一度繰り返して行ったところ、黄ばみはほぼ目につかない程度に落とす事ができました。
仕上げはスティックノリで
伊藤家の食卓か何かで昔テレビで襟首の皮脂汚れや汗染み汚れを、スティックノリで落とす裏技みたいなのが放送されていたことを思いまだしました。
上記の酸素系漂白剤と重曹にドライヤーを当てて汗染みを抜く工程を2回やった後に、このスティックノリを試してみました。
洗濯して乾いた状態のシャツの、若干まだ黄ばみが残っている襟首部分にスティックノリをべっとりの塗っていきます。しっかり塗り込んだら1時間程放置してノリが乾くまで待ちます。
その後洗濯機に入れて、普通の洗濯粉で洗濯します。
たったそれだけです。その結果若干残っていた黄ばみもほぼ落とすことができました。
もしかしたら最初からこのスティックノリの手法を試した方が良かったのか、もしくはいきなり強烈な黄ばみをスティックノリで落とす事は不可能なのかは分かりませんが、結果的には大正解です。
強烈な汗染みで黄ばんだシャツを綺麗にする方法のまとめ
- まずは最初に普通に洗濯する。
- 酸素系漂白剤と洗濯用重曹を混ぜて熱湯で溶いた液体を洗濯したシャツの黄ばみ部分に塗り込んでいく。
- 塗り込んだらすぐにドライヤーのHOT弱でじっくり温風を10分程度黄ばみ部分にあてていく。
- 洗面器に熱湯を入れ、溶いた液体を塗り込んだままシャツを浸けこむ。
- 液体に2時間程放置。
- 洗濯機に通常の洗濯粉を入れて洗濯。
- この工程を2回。
- 乾いたシャツの黄ばみが残っている襟首部分にスティックノリを塗り込む。
- 1時間程放置してノリを乾かす。
- ノリが乾いたら、洗濯粉を入れて通常の洗濯。
- 乾かす。
これでたいていの黄ばみ汚れは落とす事できます。