布団に住み着いたダニを完全に駆除する簡単な方法

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毎年梅雨時から夏にかけての湿度が高い時期には、どうしてもダニに刺されて足や横腹等がかゆくなってしまいます。明らかに布団に住み着いているダニに噛まれることによるかゆみなのですが、一度布団にダニが住み着くと完全に駆除することはなかなか難しいです。ここでは、できるだけ布団にダニが住み着かない方法や、駆除する方法を解説していきます。

布団にダニが住み着くのを防止する方法

ダニは基本的には多湿な環境を好みます。また光等に弱いので、暗い環境も好みます。このような特性をまずは理解しておくことが重要です。

床に直接布団を敷かない

床に直接敷布団を敷いて寝ている人も多いと思います。ただこの場合どうしても就寝中にかいた汗等が敷布団にこもってしまい、ダニが好む多湿な環境が敷布団の中にできてしまいます。

特に畳の上に直接敷くと、畳みの中にいるダニが敷布団の中に入り込んできます。どうしてもベッド等が無くて、床に直接布団を敷く必要がある場合は、スノコ等を敷いてその上に布団を敷くようにしましょう。

布団は毎日上げる

朝目覚めて布団から出て、そのまま布団をたたまずに放置している人もいると思います。いわゆる万年床ってやつです。こうしてしまうとどうしても就寝中にかいた汗等の水分が敷布団等にこもったままになってしまうので、かならず毎朝布団は畳んで、利用する際にまた敷くというようにしましょう。

またたまには敷布団等を壁に立てかけておくなどして、通気性を高めてやるのもよいでしょう。

週に一度は布団を干す

晴れた週末等は布団をできるだけ外に干すようにしましょう。ダニが好む多湿な環境をなくす為にも、晴れて湿度の低い日には、布団を天日干しにすることでダニが住み着きにくくなります。

ちなみに夏場等は夕立等によって晴れていても急に激しい雨が降ることもあるので、出かける時には必ず布団を干しっぱなしにしないようにしましょう。

室内に除湿機を置く

梅雨時から夏場にかけての寝室はどうしても湿度が高くなります。湿度が高くなるとダニが繁殖しやすくなるので、できるだけ湿度を下げるようにしましょう。
そんな時に便利なのが、除湿機です。ただし除湿器もそれなりに値段がするのと、場所もとるうえに、夏が終わって冬が来たら、今度は乾燥の季節になるので、加湿器を設置することになります。

そう考えるとわざわざ除湿器を買うのもどうかな、、、と思ってしましますよね。そんな人は、エアコンの除湿モードを利用したり、晴れた日等は窓を開けて、室内の風通しをよくしておくだけでも効果があります。

布団にすみついたダニを駆除する方法

では布団に住み着いてしまったダニを駆除するにはどうしたらいいのでしょうか?一番確実なのは、布団を業者に丸ごとクリーニングに出すことです。ただしサイズにもよりますが、1万円異常も料金がかかることがあるので、できれば自宅でやりたいですよね。いくつかの自宅でできるダニ駆除方法を説明します。

布団乾燥機でダニを駆除

冬場に寒い布団に入るのが嫌な人は布団乾燥機で温めた布団に入って眠り着く人もいると思います。ダニは熱に弱いので、布団乾燥機を最強にしてダニを駆除しましょう。

ダニ取りシートを使う

ホームセンター等で売っているダニ取りシートを用いるのも効果的です。マットレスとベッドパッドの間や、敷布団の下にダニ取りシートを敷いておけば、そこにダニがあつまってきます。数日利用したらこのダニ取りシートは捨てるようにしましょう。

最強のダニ駆除方法はアイロンを活用

私もこれまで布団乾燥機やダニ取りシート等でダニを駆除してきたのですが、どうしても完全に駆除できている感じには思えませんでした。そこで色々調べていたら、アイロンを利用する方法が説明されていました。私もこれを実施したところ、これまでとは明らかに違った効果を得ることができたので、ここで解説したいと思います。

敷布団にアイロンをかけていく

ダニは熱に弱いので、天日干しにしたり布団乾燥機を用いたりするのですが、そんな生易しいものではなく、熱々にしたアイロンで一気にダニを駆除してしまいます。ダニは明かりに弱く、暗い環境を好むので、アイロンをかける時は、電気等をけしてしばらくしてから暗い環境のままで作業をしていきます。

明るいとダニが光を嫌って、敷布団等の中に逃げて行ってしまいます。布団の隅の部分や縫い目等の部分を特に念入りにアイロンを当てていきます。

この時、一か所に長時間アイロンを当て続けると、布団が焦げてしまうので、できるだけアイロンを動かし続けるか、布団の上にタオル等を一枚敷いて、その上からアイロンを当てるようにしましょう。もちろん片面だけではなく、裏側もしっかりアイロンを当てていきます。

ちなみに、羽毛布団等の掛け布団には絶対アイロンは用いないようにしましょう。

掃除機で入念に吸い取る

アイロンをかけ終えたら、すぐに掃除機をかけていきます。最近の掃除機はマットレスの掃除にも使えるヘッドが付いている物等もあるので
それらを使うのがおススメです。

特におすすめなのは、ダイソンのコードレスクリーナーです。マットレスや布団専用のヘッドが付いているので、これを使えばしっかりと布団の中のホコリやダニの死骸等を吸い取ることができます。

ダニに噛まれないようにするためのまとめ

基本的にはダニを住み着かせない。もし住み着いたとしても、掛け布団カバー等の寝具を工夫して、ダニが直接肌に触れないようにする、等の工夫が必要です。
私の場合は、定期的なダニ駆除の掃除と、ダニが通り抜けることができない高密度のベッドカバーと布団カバーの利用と、定期的な布団クリーニングを業者に依頼するようにしています。
ダニは蚊と違って、噛まれるとかなりの間かゆみが続き、どうしても激しくかいてしまうので肌に跡が残ってしまいます。特に小さい子供等は、気にせずにかきつづけるので、脚等がダニに噛まれた跡だらけになってしまうので、ダニに噛まれるまえに、ダニを防ぐ、駆除するということを心がける事が重要です。

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