ノートPCのバッテリー持ちが悪くなってきた時に劣化状態を調べる方法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

最近はスマホでほとんどの事ができるようになったので、わざわざ自宅にPCを持っている人もかなり減ってきたのではないでしょうか。
とはいえデスクトップまではいかなくてもノートPCなら持っているという人はまだまだ多いと思います。ノートPCの利点と言えば、配線等を気にせずにどこにでも持ち歩いて作業ができることですよね。その為のバッテリーですが、以外とこのバッテリーの持ちが最近急に悪くなってきたな?等と感じたことはありませんか?
私も数年は大丈夫だったのですが、ここ数か月で一気に持ちが悪くなってしまったので、ノートPCのバッテリーに関して調べてみました。

ノートPCのバッテリー平均寿命は2年

ノートパソコンについているバッテリーの平均的な寿命は約2年と言われています。もちろん使い方等にもよるので、うまく使えば5年程度は持つ場合もあります。
またバッテリーがゼロになって満タンまで充電することができる回数は、約500回と言われています。サラリーマンの稼働日数等をイメージしたら、500回というのは確かに2年くらいですよね。
500回を超えると、充電して蓄えることができるバッテリー容量が新品時の半分ほどになってしまって、100%充電しても数十分ほどしか使えなかったり、場合によっては数分程度しかもたなくなってしまいます。

ノートPCのバッテリー寿命を長持ちさせる方法

ノートPCのバッテリーには、ニッケル水素電池とリチウム電池の2種類がありますが、最近はリチウム電池が主流なのでここではリチウム電池のバッテリーについて述べます。

  • 頻繁な充電はさける
  • 一度の充電で100%満タンの充電は避けて80%程度の充電にとどめておく
  • 一度充電した電池は残量ゼロになるまで使わずに、残量20%程度で充電する。
  • 電源ケーブルをさして充電しながらPCを使わない
    充電中に作業をするということは、充電と放電を同時におこなっていることになります。このような状態はバッテリーに大きな負荷をかけるので、バッテリーの寿命を縮めてしまうことになります。
  • 電源ケーブルをつなぎっぱなしにしない
    電源ケーブルをつなぎっぱなしにしておくといつの間にか100%充電になってしまうので、パソコンを使う時は電源ケーブルを外して、充電しながら作業しないようにしましょう。また作業していなくても電源ケーブルをつないで充電したままにしておくと、100%フル充電された状態になります。これもバッテリーの寿命を縮めてしまいます。
  • 電源につないで作業をする時は、バッテリーを外す
    ノートPCをデスクトップPCのように電源がある固定席等で利用する場合は、バッテリーを外して、PCと電源を繋いで利用するようにしましょう。

バッテリーの状態や劣化具合を調べる方法

ノートPCのメーカーによっては、バッテリーの状態を確認することができるソフトがプリインされている場合が多いです。
そのようなソフトではバッテリーの寿命やどれだけ劣化してしまっているかなどの数値を確認することができます。
もしそのようなソフトが見当たらない場合は下記の方法で確認することができます。

  1. コマンドプロンプトを立ち上る
  2. 立ち上がったコマンドプロンプトの画面に powercfg /batteryreport を入力してエンターキーを押す。
  3. 特定のフォルダに battery-report.html というファイルが作られるので開く
  4. DESIGN CAPACITYとFULL CHARGE CAPACITYの項目を確認

FULL CHARGE CAPACITY÷DESIGN CAPACITY がバッテリーの劣化具合です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*